ドラえもん映画・データリスト

藤子・F・不二雄先生の生前に作られた「ドラえもん映画」のデータ集です。


第1作 「ドラえもん のび太の恐竜」

公開:1980年3月15日 配収:15億5000万円
監督:福富博
脚本:藤子不二雄・松岡清治
音楽:菊池俊輔
主題歌:「ポケットの中に」(作詞:武田鉄矢、編曲:菊池俊輔、歌:大山のぶ代・ヤングフレッシュ)
同時上映:「モスラ対ゴジラ」(1964年に放映されたものの再上映)

<主なゲストキャラ>

ピー助(横沢啓子)

ドルマンスタイン(島宇志夫)、黒い男(加藤精三)

<舞台>

白亜紀の北米、恐竜ハンターの地下秘密基地、西暦2314年のメガロポリス

<あらすじ>

のび太が発見した化石。「タイムふろしき」をつかって昔の姿に戻すと、それは恐竜の卵だった!のび太は布団の中で卵を暖めた。すると、フタバスズキリュウの赤ちゃんが誕生。のび太はそれを「ピー助」と名付け、大切に育てた。

ある日、謎の黒い男に付け狙われたのび太は、ピー助が安心して暮らせるよう、タイムマシンで白亜紀へ送り返すことに。しかし、送り場所を間違えてしまい、ピー助は他の恐竜達にいじめられてしまう。

のび太、再びピー助の元へ。しかしタイムマシンが壊れてしまい、元の世界へ戻れなくなった!そこへ再び黒い男が登場、執拗にピー助を狙う。ピー助を守るために戦うのび太たち。しかし罠に落ちて・・・

<秘密道具>

タイムふろしき、スモールライト、タイムテレビ、エラチューブ、深海クリーム、着せ替えカメラ、桃太郎印のきびだんご、

粘土細工ラジコン、通り抜けフープ、ひらりマントなど。

<コメント>

ゴジラと併映なんて、豪華すぎる。

スピルバーグ監督は日本でこの映画を見たという。これが、後の「E.T.」に影響を与えた(『藤子・F・不二雄の世界』、1997,小学館)と言われる。


第2作 「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」

公開:1981年3月14日 配収:17億5000万円
監督:西牧秀夫
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「心ゆらして」(作詞:武田鉄矢、作曲:菊池俊輔、歌:岩渕まこと)
同時上映:「怪物くん 怪物ランドへの招待」

<主なゲストキャラ>

ロップル(菅谷政子)、チャミー(杉山加寿子)

ボーガント(内海賢二)、ギラーミン(柴田秀勝)

<舞台>

コーヤコーヤ星、トカイトカイ星

<あらすじ>

のび太の部屋と宇宙の彼方のコーヤコーヤ星の超空間がねじれて繋がった。コーヤコーヤの人々と仲良くなるのび太たち。コーヤコーヤ星の重力は小さく、 のび太でさえもこの星に来れば怪力のヒーローになれるのだ。

コーヤコーヤ星は貴重な資源を持っていて、トカイトカイ星の悪徳企業「ガルタイト鉱業」に狙われていた。ガルタイト鉱業はコーヤコーヤ星を破壊する装置を取り付けて・・

<秘密道具>

タイムふろしき、救命イカダ、食用宇宙服、夢たしかめ機、万能巣箱、ひらりマント、ジャイロカプセル、

空気砲、ビッグライト、大型災難訓練機、通り抜けフープなど。

<コメント>

初期ドラえもんの「ほのぼの感」が漂っていて非常に好ましい作品。


第3作: 「ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」

公開:1981年8月1日 配収:5億円
監督:神田武幸
脚本:城山昇
音楽:菊池俊輔
主題歌:「青い空はポケットさ」(作詞:高田ひろお、作曲:菊池俊輔、歌:大杉久美子)
同時上映:「21エモン 宇宙へいらっしゃい」

<主なゲストキャラ>

鬼(大宮悌二)

<舞台>

637年前の日本

<あらすじ>

夏休みの社会科の宿題。のび太は、道具を使って「この町の歴史」を調べていた。道具から出てきた600年前の写真には、「桃太郎」が写っていてビックリ!

さらに、同じ日に偶然知り合ったオランダ人が、代々伝えられているという「桃太郎の写真」を持っていた!のび太は二度びっくり。

「桃太郎は本当にいるのだろうか」 さっそく、タイムマシンで過去へ向かうのび太たち。

川で「桃ボート」に乗っている最中、のび太は一人はぐれ、おじいさんとおばあさんに助けられて・・・

秘密道具>

タイムカメラ、桃ボートなど。

<追記>

唯一夏休みに上映されたもの(他は全て春休み)。意外と知られていない異色作品。

この年のみ、年2回の「映画ドラえもん」が楽しめた。


第4作: 「ドラえもん のび太の大魔境」

公開:1982年3月13日 配収:12億2000万円
監督:西牧秀夫
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「だからみんなで」(作詞:武田鉄矢、作曲:菊池俊輔、歌:岩渕まこと)
同時上映:「怪物くん デーモンの剣」
       「忍者ハットリくん ニンニン忍法絵日記の巻」

<主なゲストキャラ>

クンタック王子(清水マリ)、

タブランダー(滝口順平)、サベール(柴田秀勝)

<舞台>

中央アフリカ「ヘビー・スモーカーズ・フォレスト」犬の王国

<あらすじ>

地球には何の謎も、神秘も残されていないのか。「自家用衛星」でアフリカ大陸中部に謎の巨神像を発見したのび太たち。不思議な大魔境への探検に出発した。そこには犬の王国が・・

犬の王国は、世界制服を企む悪の大臣タブランダーに支配されていた。世界を救うため、のび太たちが戦う。

<秘密道具>

先取り約束機、自家用衛星、出前電話、即席エレベーター、植物改造エキス、スモールライト、猛獣さそいよせマント、

六面カメラ、桃太郎印のきびだんご、ショックガン、スーパー手袋、翻訳コンニャク、キャンピングハット、電車ごっこロープ、

重力ペンキ、さかのぼりボート、通りぬけフープ、秘剣・電光丸、空気砲など。


第5作: 「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」

公開:1983年3月12日 配収:10億円
監督:芝山努
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「海はぼくらと」(作詞:武田鉄矢、作曲:菊池俊輔、歌:岩渕まこと)
同時上映:「忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻」
       「パーマン バードマンがやって来た!!」

<主なゲストキャラ>

バギーちゃん(三ツ矢雄二)、エル(喜多道枝)

ポセイドン(富田耕生)

<舞台>

太平洋深海底のムー連邦と鬼岩城

<あらすじ>

夏休みに海底キャンプに出かけたのび太たち。沈没船を探検していると、海底人があらわれ、のび太たちを軟禁してしまう。

そんな時、バミューダの魔の三角地帯にある「鬼岩城」が動いた。ここには、大昔に滅んだ海底の国アトランティスの最終兵器「ポセイドン」が残っていた。ポセイドンは海底火山の噴火によって暴走し、「地球全体」を攻撃しようとして・・

<秘密道具>

水中バギー、テキオー灯、テントアパート、海底クッキングマシーン、消光電球、水中キャンプファイア、翻訳コンニャク、

水上もうせん、スモールライト、通りぬけフープ、カメレオン帽子、ショックガン、ジェットモグラ、水圧砲、ひらりマント、

ムードもりあげ楽団など。


第6作: 「ドラえもん のび太の魔界大冒険」

公開:1984年3月17日 配収:17億円
監督:芝山努
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「風のマジカル」(作詞:湯川れい子、作曲:NOBODY、歌:小泉今日子
同時上映:「忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ」

<主なゲストキャラ>

満月博士(中村正)、美夜子(小山莉実)、ドラミ(横沢啓子)

大魔王(岩山弦蔵)

<舞台>

もしもボックスによって作られた魔法世界(パラレルワールド)

<あらすじ>

「もしも魔法が使えたら」と考えたのび太。「もしもボックス」でパラレルワールドを作り出す。魔法の世界になってものび太は相変わらずダメなまま。あきらめて元の世界に戻そうとするが、「もしもボックス」が捨てられてしまい・・

そんなとき、魔法の世界となった地球は、大魔王デマオンの餌食にされようとしていた・・。

<秘密道具>

もしもボックス、翻訳コンニャク、ひらりマント、あべこべクリーム、耳バン、道路光線、石ころぼうし、照明ミサイル、

とりよせバッグ、虫の知らせアラーム、タイムふろしき、ビッグライト、スパイ衛星、通りぬけフープなど。

<コメント>

主題歌は、小泉今日子(当時の)である。ドラえもんと小泉今日子・・


第7作: 「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」

公開:1985年3月16日 配収:12億円
監督:芝山努
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「少年期」(作詞・歌:武田鉄矢、作曲:左孝康夫)
同時上映:「忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵」

<主なゲストキャラ>

パピ(溝恵子)、ロコロコ(三ツ矢雄二)

ドラコルル(屋良有作)、ギルモア(八名信夫)

<舞台>

ピリカ星首都のピリポリス

<あらすじ>

宇宙の小さな星、惑星ピリカ。そこは、反乱によってギルモア将軍に支配されていた。

そこを追われたパピ大統領は、地球へ流れ着き、のび太達との信仰を深める。 それを知った反乱軍は静香を人質にとり、パピとの交換を要求。パピは再びピリカへ連れていかれ・・

<秘密道具>

スモールライト、ロボッター、かべ紙秘密基地・格納庫など、天才ヘルメット、技術手袋、ドンブラ粉、

片付けラッカー、チーターローション

<コメント>

同時上映作のタイトルが滅茶苦茶。


第8作: 「ドラえもん のび太と鉄人兵団」

公開:1986年3月15日 配収:13億円
監督:芝山努
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「わたしが不思議」(作詞:武田鉄矢、作曲:菊池俊輔、歌:大杉久美子)
同時上映:「オバケのQ太郎 とびだせ!バケバケ大作戦」
       「プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦!!」

<主なゲストキャラ>

リルル(山本百合子)、ザンダクロスことジュド(加藤治)、ミクロス(三ツ矢雄二)

ロボット隊長(田中康朗)

<舞台>

鏡面世界の地球、メカトピア

<あらすじ>

のび太が南極で拾ったロボット。それは、地球人を奴隷にしようと企むメカトピアのロボット達の秘密兵器だった。

鉄人兵団による地球の征服を何とか食い止めようと、ドラえもんたちは様々な作戦を練るが・・

<秘密道具>

おざしき釣り堀、かるがる手袋、スモールライト、入りこみミラー、逆世界入りこみオイル、サイコントローラー、

翻訳コンニャク、空気大砲、探知チョーク、メカ救急箱、瞬間接着銃、改良型山びこ山、ショックガン、ひらりマント、

即席落とし穴、糸なし糸電話など。


第9作: 「ドラえもん のび太と竜の騎士」

公開:1987年3月14日 配収:15億円
監督:芝山努
脚本:藤子不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「友達だから」(作詞:武田鉄矢、作曲:山木康世、歌:大山のぶ代・森の木児童合唱団)
同時上映:「プロゴルファー猿 影の忍法ゴルファー」
       「オバケのQ太郎 とびだせ!1/100大作戦」

<主なゲストキャラ>

バンホー(堀秀行)

<舞台>

地底世界、オア大陸の首都エンリル

<あらすじ>

地底には、地底人や恐竜の住む地底世界が広がっていた。

地上世界への進出を企む地底人たちは、過去へさかのぼり、全ての哺乳類を絶滅させようとして・・

<秘密道具>

ポップ地下室、○×うらない、どこでもホール、光ゴケ、岩細工セット、インスタントルーム、どこでも蛇口、

るす宅警報テレビ、ミニ探検隊、救いの手、翻訳コンニャク、通りぬけフープ、こけおどし手投げ弾、

おどかしミサイル、見せかけ銃、はったりバズーカ、天地逆転オイル、桃太郎印のきびだんごなど。

<追記>

作中に「風雲ドラえもん城」が登場、古きよき80年代を感じさせてくれる。

登場する道具がこけおどし手投げ弾、おどかしミサイル、見せかけ銃、はったりバズーカなどどれも「見かけだけ」なのが笑える。

日本アニメ大賞最優秀脚本賞受賞作品。


第10作: 「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」

公開:1988年3月12日 配収:13億6000万円
監督:芝山努
脚本:藤子・F・不二雄
音楽:菊池俊輔
主題歌:「君がいるから」(作詞:武田鉄矢、作曲:山木康世、編曲:都留教博、歌:堀江美都子・こおろぎ'73)
同時上映:「エスパー魔美 星空のダンシングドール」
       「ウルトラB ブラックホールからの独裁者B・B!!」

<主なゲストキャラ>

三蔵法師(池田勝)、リンレイ(水谷優子)、ドラミ(横沢啓子)

牛魔王(柴田秀勝)、羅刹女(栗葉子)、金角(石森達幸)、銀角(加藤精三)

<舞台>

西暦630年のタクラマカン砂漠と、中国妖怪世界

<あらすじ>

ゲーム機「ヒーローマシン」で『西遊記』を楽しんでいたのび太たち。

ゲーム機を放置したままだったため、ゲーム中の妖怪たちが人間世界へ飛び出して・・

<秘密道具>

ヒーローマシン、コウモリホイホイ銃、気配アラーム、翻訳コンニャク、デラックス・キャンピングカプセル、雲製造機など。

<コメント>

1年間の「大長編」休載により、原作は描かれなかった。


第11作: 「ドラえもん のび太の日本誕生」

公開:1989年3月11日 配収:20億円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「時の旅人」(作詞:武田鉄矢、作曲:堀内孝雄、編曲:若草恵、歌:西田敏行
同時上映:「ドラミちゃん ミニドラSOS!!」

●来場者全員プレゼント:ミニドラ

<主なゲストキャラ>

ククル(松岡洋子)

ギガゾンビ(永井一郎)

<舞台>

7万年前の日本、中国大陸、トコヤミの宮

<あらすじ>

のび太たちは、日常の世界から逃れるため、揃って7万年前の日本へ家出した。

時空乱流に巻き込まれた原始時代の少年、ククルと知り合ったのび太たちは、中国大陸で精霊王ギガゾンビがクラヤミ族を率いて暴れまわっていることを知る。

やがてクラヤミ族は日本をも襲いに掛かる。捕らわれたククルたちを救うため、のび太らは立ち向かうが・・

<秘密道具>

原始生活セット、キャンピングカプセル、着せかえカメラ、花ぞのボンベ、動物の遺伝子アンプル、クローニングエッグ、

グルメン、翻訳コンニャク「お味噌味」、レスキューボトル、リニアモーターカー「ごっこ」、自家用衛星、ウルトラストップウォッチ、

瞬間接着銃など。

<コメント>

10周年記念作品でもあり、ゴールデングロス賞受賞作品でもある。


第12作: 「ドラえもん のび太のアニマル惑星(プラネット)」

公開:1990年3月10日 配収:19億1000万円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「天までとどけ」(作詞・歌:武田鉄矢、作曲:堀内孝雄、編曲:)
同時上映:「チンプイ エリさま活動大写真」

●来場者全員プレゼント:ジャンピングドラ(スプリングつき)

<主なゲストキャラ>

チッポ(田中真弓)

<舞台>

アニマル惑星、ニムゲの星

<あらすじ>

夜中に突然表れた、ピンク色のもや。そこを抜けると、進化した動物達が生活する平和な「アニマル惑星」が広がっていた。

地獄の星に住むニムゲは、この星を急襲。のび太たちは、この星の住民と共に、ニムゲたちと戦う。

<秘密道具>

動物ごっこぼうし、台風の目の目、ジェットモグラ、ノビールハンド、みの虫式ねぶくろ、タイム虫眼鏡、

圧縮非常食、どろ水浄水機、糸なし糸電話型トランシーバー、警報用打ち上げ花火、フエルミラー

宇宙救命ボート、ツキの月、空気砲、ショックガンなど。

<コメント>

併映の「ドラミちゃん」では、未来ののび太たちの生活が分かって非常に楽しい。


第13作: 「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」

公開:1991年3月9日 配収:18億円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「夢のゆくえ」(作詞:武田鉄矢、作曲:白鳥澄夫、歌:白鳥英美子)
同時上映:「ドラミちゃん アララ!少年山賊団」

●来場者全員プレゼント:ウォーキングドラ

<主なゲストキャラ>

シンドバッド(阪修)、ミクジン(松島みのり)

アブジル(加藤精三)、カシム(加藤治)

<舞台>

西暦794年のバグダッドと黄金宮殿

<あらすじ>

「絵本入りこみぐつ」を使って『アラビアンナイト』の中に入ったまま出られなくなった静香。

静香を救うため、のび太たちはちょっと頼りないガイド「ミクジン」をお供に、アラビア世界へ旅立つことに。そこにはシンドバッドの宮殿があって・・・

<秘密道具>

絵本入りこみぐつ、宇宙完全大百科、翻訳コンニャク、風神うちわ、たずね人ステッキ、みの虫式ねぶくろ、

おりこうターバンくん、タイムテレビ、ノビール水道管、グルメテーブルかけ、ネットロケット、空とぶふろしき、

通りぬけフープ、変身ドリンク、スモールライトなど。


第14作 「ドラえもん のび太と雲の王国」

公開:1992年3月14日 配収:16億8000万円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「雲がゆくのは」(作詞・歌:武田鉄矢、作曲:深野義和、編曲:山中紀昌)
同時上映:「21エモン 宇宙いけ! 裸足のプリンセス」
       「トキメキソーラー くるまによん」

●来場者全員プレゼント:ドラコプター

<主なゲストキャラ>

パルパル(伊藤美紀)、キー坊(丸山詠二)、ホイ(松尾佳子)

<舞台>

雲の王国、天上世界

<あらすじ>

雲の上には、天上人の国があった。地球を汚染し続ける地上人を激しく憎む天上人。

天上人は、地球上のモノを一切洗い流してしまおうと「ノア計画」を実行しようとするが・・

<秘密道具>

雲かためガス、雲ブロック製造機、植物のもとシリーズ、マジックドーム、お医者さんカバン、宇宙完全大百科、

まいごさがし機「ごはんだよー」、通りぬけフープ、雲もどしガス


第15作 「ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)」

公開:1993年3月6日 配収:16億5000万円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「何かいい事きっとある」(作詞:武田鉄矢、作曲:芹沢廣明、編曲:小西貴雄、歌:島崎和歌子
同時上映:「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ」
       「太陽は友だち がんばれ! ソラえもん号」

●来場者全員プレゼント:ウルトラドラ(ドラミとくっついてる)

<主なゲストキャラ>

サピオ(皆口裕子)、タップ(鈴木みえ)

ネジリン将軍(加藤治)、ナポギストラー1世(森山周一郎)

<舞台>

ブリキン島、ブリキンホテル・地下大迷宮、チャモチャ星(首都メカポリス・海・北極)

<あらすじ>

ナポギストラーによって支配されてしまったチャモチャ星。この星の救世主を求めて宇宙を旅する少年、サピオ。選ばれた救世主は、のび太たちだった・・

そんなことはつゆ知らず、ブリキンホテルで呑気に遊んでいたのび太とドラえもん。やがてドラえもんは縛られ、チャモチャ星に連れて行かれ、激しい拷問を受けて・・

<秘密道具>

荷物運び用荷物、ウルトラバランスキー、テキオー灯、スモールライト、ミニドラ、絶対安全救命イカダ、

迷路探査ボール、ぬけ穴フープ、ビッグライトなど。


第16作 「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」

公開:1994年3月12日 配収:13億5000万円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「夢の人」(作詞:武田鉄矢、作曲:深野義和、編曲:山中紀昌、歌:武田鉄矢一座)、「世界はグー・チョキ・パー」(上に同じ)
同時上映:「ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!」
       「ドラミちゃん 青いストローハット」

●来場者全員プレゼント:ダッシュドラ

<主なゲストキャラ>

トリホー(田村綿人)、オドローム大帝(家弓家正)

<舞台>

夢の中の世界(ユミルメ国、幽冥宮)

<あらすじ>

「気ままに夢みる機」を使って夢の中、ユミルメ国へ飛び込んだのび太。

のび太は白金の剣士となって、妖霊大帝オドロームとの対決に勝ち、見事シズカリア王女を救い出せるのか?

<秘密道具>

気ままに夢みる機、夢カセット集、瞬間クリーニング・ドライヤー、とりよせバッグ、必ず当たる手なげミサイル、

無重力ネット、大寒波発射扇、ミニ雷雲、ビッグライトなど。


第17作 「ドラえもん のび太の創世日記」

公開:1995年3月4日 配収:13億円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「さよならにさよなら」(作詞:武田鉄矢、作曲:千葉和臣、編曲:藤原いくろう、歌:海援隊)
同時上映:「2112年 ドラえもん誕生」

●来場者全員プレゼント:「ミニドラレーサー」

<主なゲストキャラ>

ノンビ・ノビ彦・ビタノ(林原めぐみ)、野比奈(辻村真人)、野比秀(井上和彦)

<舞台>

のび太の作った新地球、新地球の地底世界

<あらすじ>

「創世セット」で自分の地球を作ったのび太。

観察を始めてみると、のび太が作った地球はちょっとおかしなことに。昆虫人が登場し、地底世界ができ、・・現実世界のジャイアンとスネ夫がさらわれて・・

<コメント>

創世セット、UFOカメラ、つかみどりバズーカ、進化退化放射線源、木材磁石、伝書バット、おとりロボット、

バショー扇、エアコンボール、無敵ホコと無敵タテ全自動式、タイムテレビ、お医者さんカバン、植物改造エキス、

たずね人ステッキ、ゴーゴーカザグルマ、正体スコープ、石ころぼうし、フエルミラー

<コメント>

「ドラえもんの特別編」というより、「日常のドラえもんの延長」という感じが強いかなり異色の作品。

なお、併映の『2112年 ドラえもん誕生』では、これまでの「ドラえもん」の公式設定が大幅に見直された。


第18作 「ドラえもん のび太と銀河超特急(エクスプレス)」

公開:1996年3月2日 配収:16億円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「私のなかの銀河」(作詞:武田鉄矢、作曲:千葉和臣、編曲:林有三、歌:海援隊)
同時上映:「ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?」

●来場者全員プレゼント:「ミニドラUFO」

<主なゲストキャラ>

車掌さん(伊倉一恵)、ボーム(塩沢兼人)、アストン(真殿光昭)、ドン(菅原淳一)、ジェーン(丹下桜)

天帝(内海賢二)

<舞台>

宇宙空間、ハテノハテ星雲、ドリーマーズランド(西部の星・忍者の星・メルヘンの星・恐竜の星)、禁断の星(メズラシウム廃坑)

<あらすじ>

SLミステリートレイン型の宇宙船・銀河エクスプレスに乗り込んだのび太たち。

行き着いた先は、宇宙の果て、ハテノハテ星雲の巨大テーマパーク、「ドリーマーズランド」であった。そこで楽しむ大勢の乗客たちを襲ったのは、宇宙の寄生生物、ヤドリの軍団であった・・

<秘密道具>

通りぬけフープ、ペタリ手袋とくつ、ドンブラ粉など。

<コメント>

原作者が上映を見届けられた最後の作品となってしまった。

ドタバタシーンとシリアスシーンとがいい具合にミックスされており、「ドラえもん」らしい良作である。


第19作 「ドラえもん のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記」

公開:1997年3月14日 配収:20億円
製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄
監督:芝山努
音楽:菊池俊輔
主題歌:「Love is you」(作詞:高橋研、作曲・歌:矢沢永吉
同時上映: 「ザ・ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状」

●来場者全員プレゼント:「ミニドラねじ巻き都市カー」

<主なゲストキャラ>

ピーブ(佐々木望)、ホクロさん(松夫銀三)、種まく者(少年・伊倉一恵/巨大化・渡辺猛)

熊虎鬼五郎(内海賢二)

<舞台>

小惑星SSS-ZY-997894

<あらすじ>

のび太は、福引のはずれ券で小惑星を手に入れた。そこは、緑豊かな星。「生命のねじ」で人形たちに生命を吹き込み、「ねじ巻き都市」の建設を始める。

そこへ、前科百犯の脱獄囚、熊虎鬼五郎がやってきて、自分のコピーを作り、この星を支配しようとする。

熊虎に追いかけられるのび太たち。そんな時、のび太は足を滑らせ崖下に転落。そこで「種まく者」に出会って・・

<秘密道具>

生命のねじ、エッグハウス、タマゴコピーミラー、ビッグライト、人間機関車セット、通りぬけフープ、テキオー灯、

透明ペンキなど。

<コメント>

遺作となってしまった。

原作は、病状もあってか作画がほぼ全て藤子プロの手に拠っており、読む度に悲しくなって胸が締め付けられる。


■おことわり

原作者死後の作品である、「第20作 のび太の南海大冒険」、「第21作 のび太の宇宙漂流記」、「第22作 のび太の太陽王伝説」、「第23作 のび太と翼の勇者たち」、「第24作 のび太とロボット王国」、「第25作 のび太とふしぎ風つかい」、「第26作 のび太のワンニャン時空伝」については、編者が精通していない分野なので勉強させていただき、いずれまとめたいと思います。


■参考文献

『20周年だよ! ドラえもん ザ・ムービー』(1999,キネマ旬報社)
『ドラえもん 完全大百科』(1996,小学館)
『藤子・F・不二雄の世界』(1997,小学館)
『ド・ラ・カルト〜ドラえもん通の本』(小学館ドラえもんルーム編,1998,小学館)
『ドラえもん・ザ・ムービー』 http://www.dora-movie.com/top.html
その他『てんとう虫コミックス 大長編ドラえもん』、『同 ドラえもん』等についても参照しています。


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