2011年6月アーカイブ

●冷房をつけると、1時間後に女性が「寒い」といって、何故か冷房をつけた人を怒り出す
よくできた人というのは、怒る前に自分で寒暖を調整できる服装を用意しているものです。

●修学旅行では、「朝まで起きていようぜ!」と言っていた奴が真っ先に寝てしまう
要領の悪い真面目な人ほどその言葉を真に受けて、午前4時まで眠れないのです。

●地震が起きたら、取り敢えずNHK
これは国民的習慣です。ある意味、飼い慣らされていると言えましょう。

●お習字の時間、女子の服に墨汁を撥ねてしまい、気まずくなる
墨汁って落ちないんですよね。なかなか。何故か先方のお母さんに間接的に怒られると言うおまけ付きです。

●気になる異性というのは、その人物に彼氏(彼女)が居ると分かった瞬間に興味がなくなる
タレントも同様。

●自動改札機で家の鍵をタッチしてしまいブザーが鳴って赤面・・・
逆に家の鍵を開けようとしてSuicaを出す・・と。この人相当疲れていますね。

●会社のプリンターの前で「あれ?出てこない?」と思っていると、実は画面上に「印刷範囲外です。印刷を継続しますか?」と表示されており、指示待ちストップ
これ、地味に腹立ちますよね。しかも恐る恐る「OK」ボタンをクリックすると普通に印刷できるし・・・なんなんだこれ。

●大事な書類に限って、判子をさかさまに押してしまう
これが金融機関の手続きだったら最悪。微妙に「この電子化時代に何で?」と関係者を小一時間問い詰めたくなるくらい、余計な時間が掛ってしまう・・・

●空き過ぎている病院は、藪医者
こういう医者の場合、風邪をひいたら抗生物質の○○で、お腹を壊したら△△で・・・と、通っているうちに「自分がどんな薬を処方されるか」が分かってくるようになります。そういう病院で医師は、大抵、患者ではなくパソコンにだけ視線が向かっていますけれど。まぁ、飲みたい薬が分かっているときは便利なんですがね。

●クレーマーに限って、「クレーマーとは思われたくないんですけど・・」と言う
よく分かってるじゃん。あんたのことだよ。

●閉店間際の来客。客「まだ、いいですか」 お店「あ、どうぞ」←顔が引きつっている
逆の立場だったら、・・・分かる、分かる。

●選挙前になると、「久しぶりの友人」から電話が掛ってくる
要するにこれはアレですので、ただちに縁を切ることになります。残念ながら―。
要するに人脈を票に変えるシステムでしょう?こういうの大嫌いなんだよな。

●怪しい先輩が喫茶店でコーヒーをおごってくれたとき、なぜか話の中で健康食品が頻繁に登場する
要するに金づるになれ、ってことです。

●エコエコ馬鹿騒ぎしているスイーツ野郎に限って、趣味が海外旅行という愚
だから、飛行機1回乗るだけでレジ袋何万枚分の石油を使うんだって話ですよ。


公開開始:2011年6月30日

2010/08/15公開の記事。

色々と考えてみた。同意/不同意いろいろありましょうが、ご勘弁を。

(麗しの学校編)

●黒板消しで黒板の文字を消しているときに感じる視線は、100%気のせいである
このようにして、過剰気味の「自意識」は抑制されていくのです。一種の通過儀礼ともいえます。

●女子がクスクス笑っているのを聞くと、いつも自分のことだと思う
このようにして、男の「不安神経」は鍛えられていくのです。

●ポケットにティッシュペーパーが入ったまま洗濯機に入れてしまい怒られる
全国の95%(当社比)の小学生が経験するという事故です。家族の洗濯物がティッシュまみれになって、思い出すだけでも笑える光景ですよね。何故か物凄く怒られたのが印象的です。

(怒涛の会社編)

●急いでいるときに限って、コピー機が劇的に詰まる(小さな切れ端が取れない)
「もう詰まった紙、抜いたじゃん!」とコピー機に向かって怒鳴ってみるのですが、よく見ると小さな小さな切れ端がちょこんと残っていたりするのです。 すると「怒鳴ったりして、ごめんね」と謝る小市民の誕生です。

●中途半端なポジションの人から「同期には誰がいるの?」などと聞かれて適当な人物を答えると「あ、彼ね。彼もがんばっているよね」と言われ、リアクションに困る。
同期が誰とか何とか、そういう社内人事に興味がある人は全体の3割くらいでしょう。6割の普通の人、またそういうことに全く興味のない1割の人にとってみれば、「彼もがんばっているよ」の「彼」がどうなろうと、知ったこっちゃないのです。私の尊敬するある友人はこの現象を指して「まずお前ががんばれよ」という名言を残しましたが、これはまったくもって同意できる発言です。

●電話をかけたつもりがFAXに電話してしまい、「ピー音」で耳がやられる。
これをやると恥ずかしいですよね。周囲に音は聞こえないにも関わらず、「あ、FAXに電話しちゃった」などと大きな独り言を言ってみたりするのです。

(黄昏の旅行編)

●なくした切符は、家について服洗う時になると、ポケットの奥から出てくる
「切符をなくす」のも旅の楽しい思い出なのですが、ポケットやカバンの奥から突然「やあ!」と顔を出されると、一気にテンションが下がります。 「あ、そこにいたのかー、アハハ」とはなりません。

●旅行前日までが一番テンションが高く、当日になると意外とテンションが低い
子どもの頃は皆、そうでした。一番の原因は、眠いから。

●旅行の時に限って、原因不明の熱が出る
高校の修学旅行のとき、季節外れのインフルエンザに掛り、荷物だけ京都を往復したという苦い思い出があります。

(疾風の社会編)

●冷やし中華の全国共通の合言葉は「はじめました」
どのお店でも決まって「はじめました」という合言葉で売り出されるのはすごい。もはや「冷やし中華、はじめました」というメニューなのではないかと思うほどです。

●朝日新聞やNHKが「今、流行の」と言いだしたときは、ブームはすでに下火になっている
要するにこの2メディアが「お堅い」ということですね。だいたい、NHKがメインニュースで特集をし出したころには、次のブームが芽生えているのが普通です。流行ウォッチのひとつのバロメーターにしてみましょう。

●雲ひとつない晴天の日でも、上から水が落ちてくると、雨かと思って手を差し出してしまう
こういうときは、エアコン室外機から滴り落ちてくる露という結論なんですけどね。まれに鳥のおしっこということがあるので侮れませんが。

(毎日のコンビニ編)

●お釣りをもらうとき、女性店員に手が触れると「この娘、俺に気があるのかな」と思う
これは勘違いもはなはだしいです。ただ、小銭を床に落とされるのが迷惑なだけです。

●郊外の駅前では、夜になると普通の社会では見られない様な髪型やまゆ毛をした人たちが多数、たむろしている
普段はどこに生息しているのでしょう。 本当に不思議なんですよね。あ、夜行性だから昼間は寝てるのか。

●セブンイレブンだけ、独特の匂いがする
これ、いまだに分からない謎なんですよね。一説には「おでんの匂い」といいますが・・・

(変革のテレビ編)

●『ゆく年くる年』になるとチャンネルを変えてしまう自分に嫌悪感を覚える
たまには、静かに年を越したいものです。

●笑点→サザエさん→大河ドラマ・・とみているうちに月曜がとても辛く思えてくる
「サザエさん症候群」の典型ですね。

●CM中に「テレビ東京」にチャンネルを合わせたら意外に面白くてそれを見続けてしまう
これは実によくあるパターンですね。

(あの頃のゲーム編)

●いまだにテレビゲームを「ファミコン」と言ってしまう
ファミコン世代の性ですね。今は、その「機種名」で呼ぶみたいですね。「ディーエス」とか、「ウィー」とか。

●バグが発生すると、カセットの端子部を「フーッ」って吹く
何なんでしょうねあれ。科学的に見れば、効果は皆無に等しいはずなのに。本当にそれで直る(もちろん偶然)こともあるから不思議です。

●ファミコンのACアダプタは、コードの皮がすぐ剥ける
お尻のコードの部分が特に弱くて、銅線がむき出しになってしまうのがデフォルトでしたね。

(ああ無情・・・人の性編)

●1度しか行ったことがないのに、「行きつけの店」と言ってしまう
看板や広告で「大人の隠れ家」と宣伝してしまう心理と少し似ているような気がします。

●レジで「お待ちのお客様どうぞ」と言われて行こうとしたら後ろに並んでいたおばさんが先に向かってしまい、一瞬、怒髪天を衝く
「おばさん」というのがポイントだと思います。でも、なぜかこういうときの怒りは後を引きません。

●絆創膏をはがした後の「臭い」にハマる
・・・人が、「指の先の臭いフェチ」になる瞬間です。ホワイトボードのマーカーやゼリー式瞬間接着剤の臭いと一緒で、本当に「一瞬」だけ嗅ぎたくなるタイプの匂いですよね。きっと有害だと思います。

(寡黙の鉄道編)

●慌てているときに限って、自動改札に挟まれる
後ろの人の迷惑そうな顔(見えないが、きっとしているに違いないという想像)が、恥ずかしさと焦りを一層掻き立ててくれます。現代社会のストレスの中でもかなりの上位に位置するイヤーな現象です。

●立って寝てしまい、ひざがビクってなる
これは恥ずかしいです。ただし、誰もが「気づかないフリ」をしてくれます。

●降りそびれた女性は、ドアが閉まった瞬間、隣の車両へ移動する
このときの移動速度は、マッハ3を超えます。


公開開始:2011年6月28日

2005/10/13公開の記事。

●脱・日常
ふと、日常の喧騒を離れて海を眺めてみたくなることがある。
そんなとき、お勧めなのが「海に一番近い駅」として有名な「海芝浦駅」の探訪だ。

以下の写真を見て明らかなように、この駅は海に直面している。

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▲電車を降りるとホームの真横が海。この構図が面白い。

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▲釣りができそうなほど海が近い(実際にしてはいけない)。

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▲ホームからは「鶴見つばさ橋」を眺めることが出来る。嗚呼、絶景哉。
なお「ベイブリッジ」ではないので、ここに人を連れてきて薀蓄を語りたい人はボロを出さぬよう注意。

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▲通勤電車の中から大型船の航行を眺めるという図。
日常ではなかなか味わえない醍醐味がある。

今回の取材は日中に行ったが、夕刻の海などそれはそれは綺麗なのだそうな。朝日を浴びる海というのも素敵だろう。サンライズ海芝浦。サンセット海芝浦。どちらも一度拝んでみたいものだ。

潮の干満でもこの駅はかなり表情を変えるだろう。満潮と干潮では水位はどのくらい変化するのだろうか。それだけではない。朝ラッシュ時、気だるい昼の午後、休日、荒天の日、そぼふる雨の中、雪の中、カッと晴れた夏の昼間、寒風吹き荒む冬の朝、穏やかな春のあけぼの、涼しさが肌に染み入る秋の夕暮れ・・・季節、時刻や天気によってもこの駅の姿かたちは変わっていきそうだ。夏の夕暮れなど、ムード満点だろうなぁ・・・

色々な時間に、様々なシチュエーションで、何度でも訪れてみたい名駅である。
そういえば海芝浦は「関東の駅百選」にも選ばれていたのだった。納得である。

●どうしても出られない
海芝浦駅は「芝浦」の名の通り、株式会社東芝・京浜事業場の構内にある。
そのため駅の出口が守衛所になっており、一般人は駅から出ることが許されない。

そう。海芝浦は、「海に近い」だけでなく、「出られない駅」としても有名なのである(入場には従業員証・入場許可証が必要。余談だが駅から会社構内へ向けた撮影行為も原則禁止となっている)。

ただ、「出られない駅」とはいえ、「海が見える」というムード満点の珍駅であるから、一般人でもここを訪れる人は多い。折角訪れたのに、ホームで、あるいは電車の中でただじっとしているだけというのも・・・

その事情を慮った「いなせ」な東芝の好意によって、ホームの先に「海芝公園」という小さな公園が作られた(風力発電機つき)。くつろぎのスペースである。こういうのを確かメセナとかフィランソロピーとかいったが、素晴らしい計らいである。

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▲海芝公園にはベンチが設けられており一息つける。
ここから眺める東京湾はオツである。飽きない限りいつまでも眺めていられる。
フェンスには海に落ちた人を助ける「救命浮き輪」が備え付けられていた。至れり尽くせり。

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▲公園からホームを望む。電車が止まっているのが見えるだろうか。
ホームは片面しかない。

なお、駅構内には水洗トイレや自動販売機(2台)もあるので安心だ。
公園の開門時間は意外と長く、9時から20時半まで。もちろん無料である。
ランチ・スポットとしてもいいかもしれない。

●アクセス方法
さて、ここまで読まれて、一度は海芝浦駅へ行ってみたい、と思った方もいらっしゃるのではないか。というかそう思っていただけると有難い。是非、多くの方に「都会の中の非日常」を味わっていただきたいのだ。

ここで簡単に現地までのアクセス方法を示しておこう。

まず、JR京浜東北線で鶴見駅へ(京急の場合は京急鶴見駅で乗り換え)。
そこから3番線(一部4番線)の「鶴見線(浅野から芝浦支線)・海芝浦行き」で約11分。

そう、たった11分の気軽なトリップなのだ。お勧めする所以である。
日中は概ね1時間間隔で運転しているので、時刻をしっかりと確認してから訪れたい。

日中の折り返し時間(海芝浦駅での滞留時間)は平日が25分、土休日が24分。景色に見とれて乗り遅れると海のど真ん中で1時間待ちの憂き目に遭うので要注意。

気になる時間とお金だが、接続がベストの場合、JR利用で
東京からだと約45分450円(乗換えを含まなければ30分ほど)。
横浜からだと約25分210円(乗換えを含まなければ20分ほど)。
・・・と大変お得。JRの「ホリデー・パス」も使えるし、東京や横浜観光の1ルートになってもいいぐらいだ。東京―海芝浦―横浜―桜木町・関内・みなとみらい―中華街 というルートはなかなか新しくてお洒落だと思うが・・。

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▲東京から気持ち移動すればこの景色。横浜からだと25分。
ちょっとした旅行気分を味わうのに最適だ。

なお、鶴見線はやや特殊な部分があるので注意ポイントをいくつか。
==
(1)全線無人駅なので、鶴見駅から乗る場合は一度「中間改札」を通る必要がある。「改札の中に改札がある」のではじめはびっくりするが、慌てないように。なお、鶴見から先の切符の清算は鶴見駅で行う必要がある。

(2)海芝浦駅では自動券売機が用意されている。帰りの切符はここで忘れずに購入を。

(3)便利なSuicaも使える。海芝公園の手前に「Suica簡易読み取り機」が設置されているので、出るときと入るときにそれぞれタッチしておく。これを忘れると厄介なことになるので注意。なお、読み取り機付近では監視カメラが目を光らせているので、変なたくらみをしないほうがいい。

(4)鶴見経由以外にも、尻手―浜川崎を結ぶ南武支線経由のルートもある(京急からは八丁畷で乗り換え)。 南武線方面からはこちらが便利(ただし本数が少ないので注意)。 / この場合は、「南武支線」の終点「浜川崎」駅で「鶴見線」の「鶴見方面」に乗り換え、「浅野」駅でさらに「鶴見線・海芝浦方面(芝浦支線)」に乗り換える。 / 注意すべきなのは、「浜川崎で乗り換えるときに、Suicaのタッチをしない」ということ。浜川崎駅は道路を隔てて「南武支線」と「鶴見線」の駅があって、乗換えでどちらの改札も「タッチ」してしまうと乗車扱いとなり、初乗りの130円分を余計に取られてしまう(二重清算)。ここは要注意ポイントだ。
==

●おまけ

(その1)
海芝浦が有名すぎて目立たないが、隣の「新芝浦駅」も海(運河)に面した駅である。
ここもその名の通り東芝の敷地内にある駅だが、ギリギリで公道が駅前に延びているので外部との接続が可能。海が見えたからといって「海芝浦」と間違えないように注意!

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▲下りホーム。吹きさらしが哀愁を漂わせている。しかも下は海。

(その2)
新芝浦―海芝浦間の駅と路盤は全て東芝の社有地なので、JRは借地料を支払っているのだとか。話題には事欠かない路線だ。

なお、ガラガラの電車で運転する様を想像していたのだが、意外と乗客は多い。駅が出来るだけのことはあるようだ。車掌も乗っている。

(その3)
海芝浦駅の開業は1940年11月1日。まもなく65歳となる。

(その4)
走っている電車はたったの3両編成。
これはかつて山手線や総武線で長い編成をくねらせ、たくさんの乗客を乗せて走っていた205系通勤電車の改造車なのだ。

かつてとは全く違う場所を走ることになった通勤電車。同じ「通勤電車」でも、10両・11両という超大編成から開放され、都会の喧騒を離れて運河沿いの工業街をひた走るその電車に、そこはかとないロマンを感じるのである。

(その5)
鶴見線には魅力的な駅が多い。

お帰りは鶴見の1つ手前、「国道」駅で途中下車するのはいかがだろうか。手軽に「昭和」にタイムスリップ出来るからだ。ちなみに、駅名の由来は駅前を走る「国道15号線」から。そのまんまである。

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▲分かり易すぎる駅名。「国道」など全国にたくさんあるわけで・・・
(開業当時は「鶴見臨港鉄道」。地元の私鉄だったので付近に1本しかない"国道"で充分事足りたというのが真相だ。1943年の戦時買収で「国鉄」になっても駅名はそのまま残って、現在に続く。歴史の皮肉である。なお鶴見臨港鉄道株式会社は現存しており、鶴見駅前「ミナール」など数箇所に不動産を所有している(東亜建設工業の関連会社)。

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▲駅前を正真正銘の「国道」が通る「国道」駅。
1930年開業だから今年で75年目。「昭和」の風格が漂う立派な高架駅である。

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▲昼間でもシーンとした高架下の通路。どことなく「昭和初期」のイメージが。

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▲レトロで味のある改札口。
改札は無人化され、2台の「Suica読み取り機」に取って代わった。時代の流れを象徴する。

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▲高架を抜けてすぐの鶴見川の風景。

周辺の散策が終わったら―

国道駅から京急花月園前駅はあっという間である。真っ直ぐ歩けば3分ほど。
横浜へ抜けるときはここから京急で10―13分190円。

東京方面へ行くときは歩いて鶴見へ。国道や線路沿いなど、または駅周辺に広がった商店街などを眺めて歩けばものの12,3分で到達する。

(その6)
前述の通り、鶴見線は「鶴見臨港鉄道」という私鉄であった。
駅の造りからその「違い」が分かる。

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▲JR京浜東北線(国鉄)の鶴見駅(地上ホーム)


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▲鶴見線の鶴見駅(高架ホーム)
アーチ型の天井に注目。どことなく雰囲気が異なっていることが分かる。
・・・ちなみにはとが多い。

 

編注:一部古いリンクは削除、その他は原文ママ。本文中の所要時間や運賃等は変更になる場合がありますので、お出かけの際は、事前に必ずご確認ください。


公開開始:2011年6月28日

2010/10/23公開の記事。

たまたま点いていたテレビを見ていたら、「面白い自動車教習所」というのをやっていた。

個性派ぞろいの指導教官を「指名」できるという・・・中にはホストまがいの甘いフェイスの教官も。これはさぞ大人気だろう。久しぶりに、「この手があったか!」と膝を叩いてしまった(もっとも私はホスト顔の教官なんぞ絶対に指名しないが)。

詳しくは https://www.liaisonweb.com/ で「スタッフ紹介」でもご覧いただければいいとして。

しかしまぁ、よく「発想の転換」ができるものだな、と思う。私も脳内に教習所を作ってみることにした。以下、妄想。

***

★「女王様教官 レナ」の場合

レナ「そこ!ハンドル右よ!右! んもう、どこ見てんのよ!」
生徒「すいません・・・」
レナ「すいませんじゃないわよ。ほら、そこよそこ。鈍いわね。この糞豚野郎!」
生徒「ああ・・・すいません・・・」

★「メイド教官 すず」の場合

すず「ようこそ教習車へご主人様♪ 今日は急停車と急発進を学んでいただきます♪」
生徒「うむ」
すず「きゃっ。ご主人様ったら、急加速しすぎっ♪」
生徒「ははは。ごめんごめん」

★「女子校生教官 れいな」の場合

れいな「えー?○○クン、キンチョーしてんのー?超ウケる?ー
生徒「はい・・・」
れいな「ほーらー、ちゃんとシートベルト締めて。発車するよっ」
生徒「は、はーい!」

★「ママ教官 たか子」の場合

たか子「ボクちゃん、よく来ましたね。今日はみきわめの日よ。がんばるのよ」
生徒「は、はい・・」
たか子「ほらほら、バックミラーは?いつまでたっても自分でできないんだから・・」
生徒「ごめんなさい・・・」

★「ツンデレ教官 紗枝」の場合

紗枝「ちょっと。前見て運転してるの?ねえ。もう判子押さないよっ」
生徒「ごめんなさい」
紗枝「あ、でも○○さんは毎回よくがんばってますよね。ちゃんと判子、押したげますからねっ。」
生徒「ありがとうございます・・・」

★「女子大生教官 みすず」の場合

みすず「へぇー○○さんって、△△にお勤めなんですね」
生徒「ええ、まあ・・一応・・・」
みすず「すごーい。でも、運転も素敵ですよォー」
生徒「あ・・ありがとうございます・・」

★「ぼくのお姉さん教官 柚葉」の場合

柚葉「んもう、だらしないわね。ちゃんと流れに乗りなさいよぉ」
生徒「・・はい・・・」
柚葉「スピード!スピード。ほら、もっと出して、出して!」
生徒「はいっ」

★「OL教官 美穂」の場合

美穂「ちょっとォ、部長ぉー ちゃんとギア入れてくれなきゃこまりますぅ」
生徒「あ、ごめん。ついうっかりしていて・・」
美穂「ホントですよ部長。しっかりしてくださいよ?。ガクンてなるの、私、もう嫌ですからねっ」
生徒「ははは。すまんすまん。」

★「保育士教官 佐智子」の場合

佐智子「○○ちゃん。それではブーブの運転をはじめまちゅよ」
生徒「はーい」
佐智子「はい。そこはブレーキ。はじめから、いっしょうけんめい、踏んでおくのよ」
生徒「はーい」

★「アイドル教官 今日子」の場合

今日子「今日は来てくれてありがとぉー。仲良くバリバリ運転しましょうねっ」
生徒「はいっ!」
今日子「では早速、クルマに一緒に乗りましょーっ」
生徒「オーッ!!」

★「新人OL教官 奈々」の場合

奈々「○○さん、運転はじめますね。よ、宜しくお願いしますっ」
生徒「宜しくお願いします」
奈々「あ、それでは、まずは椅子を調整しますね。ごめんなさいキンチョーしてて」
生徒「あ、別にイイッすよ。ははは。」

★「ギャル教官 ミサ」の場合

ミサ「ちょっとォ、スピード出し過ぎじゃん?マジありえないんだけど」
生徒「ちょっとぐらい、いいじゃん」
ミサ「は?なにタメ口きいてんの?おまえいくつ?マジバカ?」
生徒「・・・ごめんなさい・・・」

★「うたのおねえさん教官 若菜」の場合

若菜「よーし!いってみよー! ウィンカーだして。合図をピッピ♪」
生徒「・・・」
若菜「♪巻き込み注意だ、かくにん、確認っ!」
生徒「・・・」

★「美人教師教官 笙子」の場合

笙子「はい。発車前の準備! テキスト12ページをよく見て!」
生徒「えーと・・・」
笙子「何モタモタしてんの!早くしないとベルがなっちゃうわよ!」
生徒「・・・ごめんなさい・・・」

★「妹教官 佐奈」の場合

佐奈「お兄ちゃん、リラックスしてね。今日は高速教習だよっ」
生徒「おおよ」
佐奈「お兄ちゃんすごーい。勢いがすごいよっ」
生徒「すごいだろう!」

★「けだるい午後の団地人妻教官 紗里奈」の場合

紗里奈「さて。教習をはじめましょうか」
生徒「宜しくお願いします」
紗里奈「さーて。まずは・・そうそう、・・そこの・・・ギアを・・立てて・・・」
生徒「はい・・・」

★「謎の調教師教官 舞子DX」の場合

舞子DX「オラ、ハンドル切れこの野郎!」
生徒「はいっ」
舞子DX「言うこときいたら、あとでご褒美やるかんな!」
生徒「ウイッス!」

★「歯科医教官 陶子」の場合

陶子「さて。診察をはじめますよ。」
生徒「はい。」
陶子「そこ!クラッチクラッチ!減点ですよ!んもう・・・治療しちゃうぞ!」
生徒「ああ・・・ごめんなさい・・・」

★「公園のヤングママ教官 里香」の場合

里香「ちょっとぉ。そこ強すぎるよぉ。ちょっと、ウケんだけど」
生徒「あ、ごめんなさい・・・」
里香「そうそう。あっ内輪差に気をつけて・・・あっダメダメ!・・んもぅ!」
生徒「すいません・・・」

★「美容師教官 ジェシー」の場合

ジェシー「発車ーっ」
生徒「はい!」
ジェシー「ところで、かゆいところはございますかぁー?」
生徒「あ・・・もう・・・全身カユイっス!」

★「お嬢様教官 麗華」の場合

麗華「それでは、教習を終わりますわよ。判子を押しますわね」
生徒「ありがとうございました」
麗華「それではごきげんよう。また指名あそばせ」
生徒「わかりました!もちろんですっ」

・・・いやぁ・・これ、絶対に事故起こすな。


公開開始:2011年6月28日

2010/08/14公開の記事。

「定時後、ビールを飲みながら仕事」「直帰すればいいのに深夜に会社に戻って残業してランナーズハイみたいになって独り悦に入る」「定時後までずっと無意味な会議をして深夜までグダグダ仕事」みたいな輩がいるせいで、「残業せざるをえない」ほど仕事を抱えた人まで割を食った、わが社における「裁量労働制」の導入。

私もしっかり残業代が出ない身になり(職務手当と残業代がほぼトントンだからまだ許せるが)、職場で定時すぎに仕事するのも何だかすごく馬鹿らしくて、結果的に風呂敷残業が増える始末。(総労働時間はたぶんあまり変わっていないのだが)。

とにかく、一部の不届き者のせいで、普段から「残業を減らそう、減らそう」と努力してきた者まで割を食ってしまっているのだ。その怒りから、今回は「ダラダラ残業撲滅同盟」の専務理事に勝手になって、「ダラダラ残業撲滅のための行動案」を考えてみた。

***

●「残業は罪悪」と自分に言い聞かせることから
こういうのはいくら人から言われてもダメなので、自分に言い聞かせるのが一番。言っているうちにインプリンティング効果が働き、定時を過ぎると妙に機嫌が悪くなるようになる。すると自動的に早く帰りたくなるようなインセンティブが働く。人は、「何とかしなければならない」という状況に陥ると、結構、勝手に考えるものなのだ。「護送船団」が一番ダメ。 自分を追い込むのだ。

●朝、早く出社する
早朝出社はまさに「三文の得」だ。

始業の1時間前は、電話も掛ってこないし、うるさい奴もいないから、好き勝手に仕事ができておススメの時間だ。お茶でもゆっくり飲みながら、資料整理やメールチェック、TODOリスト作成、勤怠管理、経費精算などがこなせる。1時間くらい色々と頭を働かせておくと、始業後、仕事の「ノリ」が違う。

電車も1時間違うと比較的空いているから読書もできるし、この「早朝出社」はなかなかハマる。早朝出社は早起きしなければならないので、「前日に早く寝る」という素敵過ぎる習慣も自然と身につきやすい。

なお、「朝の自主的な出社を『残業』で報告して上司に怒られて逆ギレ」した阿保を私は知っているが、そういう人は「仕事」の意味を分かっていないと思う。

●朝礼、会議は議題と「完成時間」を決めて
ダラダラ朝礼、ダラダラ会議、ダラダラミーティングは非生産的であり、忙しい「現代社会の敵」としか言いようがない。すべての会議は、議題と時間を事前に明確に決めておき、時間がきたら容赦なく打ち切るのが正解だ。それから、たまに聞くが「会議を定時以降に設定」するのは万死に値する罪だと私は思う。社則で禁ずるべき事項だろう。

●メールチェックなどの「チェックのルーチン」は少なめに
メールチェックは「1日○回△時に行う」、と決める。メールのポップアップが届くたびに見ているようでは、時間ばかりかかってやがて残業のシグナルが灯ることになる。同様に資料の回覧や、決済の判子押し、その他ルーチンで見る必要があるものは、緊急性の高いもの以外は、「決められた時間にこなす」ようにしたい。

なお、メールであれ回覧であれ、判子であれ、本当に重要なものは向こうから電話なり直接なりで「早くしてくれ」とせっついてくるものだ。それだけを優先的にこなすのも手だろう。

●セントラル空調のオフィスであれば、エアコンを止めてしまうのも有効
セントラル空調制のオフィスであれば、管理センターに頼んで、指定した時間になったらエアコンを止めてもらうのがもっとも効果的だ。定時を過ぎるとオフィスが蒸し風呂みたいに暑くなると(あるいは氷室みたいに寒くなると)、その前に帰りたくなるのが人情。 残念ながら春と秋はそんなに変わらないのだけど。

この制度、「残業防止のため」というと社内で通りにくいだろうが、今流行の「エコのため」「コスト抑制のため」というと、不思議と反対する人は出なくなる。

●勤務時間中は禁煙にする
分煙が進み、「1つのビルに喫煙室が1つ」みたいなところも増えているから、喫煙は相当に「腰の重い」作業になりつつある。しかも1単位当たりの時間がきわめて長いから、1日に何本もタバコを吸うヘビー・スモーカーにとってみたら、喫煙は非効率極まりない行為になってしまった。

もっとも喫煙者からは「喫煙室でこそアイデアがひらめくんだよ!」「喫煙コーナーは一種の情報交換の場だ!そんなところまで邪魔するな!!」と怒られそうだが、喫煙時間というのは、非喫煙者も含めた職場トータルでしてみたら、やっぱりきわめて不経済な時間になるのだ。なぜなら、職場の活動量(「勤務時間×労働者数×各人のパフォーマンス」で計算すると仮定する)が、喫煙者の休憩時間分、そっくりそのまま削がれているんだから。

分かりやすい例で書くと、仕事で電話を受けて、「あれ・・○○さんは? (探す)・・・あ、また休憩か。・・・すいません、今席をはずしておりまして・・」などと毎回毎回、「受けメモ」を書かねばならぬのは非喫煙者なのだ。「いるはずの人が、いない」・・・これは意外と大きな仕事上のロスだ。こんなことを1日に数回でもやられてみろ。「テメーのアイデアなんか知らねぇよ」「貴様の人脈なんてどうでもいいよ」という気分になってくるぞ。相手の時間を使っていることに対する、想像力がすごくほしいところだ。

(非喫煙者ながら非嫌煙論者で喫煙者擁護の念すら抱いている私でさえ、こういう気持ちにさせているのだから、いわんや嫌煙論者においてをや)

●毎朝「やることリスト」をつくる
早朝出社をしたら、ぜひこれをしたい。人によって方法はそれぞれだろうが、私が実践している方法は、シンプルに思いついた順に「やること」を書き出して、それを潰していく、というやり方だ。できれば「やる順」にリストアップして、それぞれの「完成時間」を想定しておく。

(例)

□ ○○さんにメール (5分)
□ 打ち合わせ資料作成(15分)
□ 打ち合わせ(30分)
□ △△さんに電話、資料内容確認(5分)
・・・

ここまで厳密に書くことはなく、実際は物凄い走り書きで充分だ。頭の中で大体の完成時間をシミュレーションしておき、―そしてここがポイントなのだが―、「定時で帰れる」ように予定を組む。

なお、「予定は未定」であり、想定通りに物事が進むことなどほとんどない。
したがって、これらTodoには「今日やらなくても別にいい調整仕事」を必ず紛れこませておく。あるいは、少し余裕を持てる仕事の完成時間を長めにとり、そこで時間調整をできるようにしておくのだ。 実感として、約1時間程度は余裕時間を持つようにしたい。

なお、私が実践してコケた方法は、よく「残業対策本」で提示されている、「重要度」「緊急度」でマトリクスを作る方法だ。これは思考が発散してしまい、全然予定が組み立てられなかった。だが、こういう方が得意な人も当然いるだろう。

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領域Aは「重要度も緊急度も高い仕事」
以下Bは「重要度は高いが緊急度は高くない仕事」
Cが「重要度は低いが、緊急の仕事」
Dは「重要度は低く、緊急でもない仕事」

ということで、わざわざ解説するまでもなく、人間が日常生活で、自然とこのような形で優先順位を決めて生きているはずのものを図式化したものである。

当然ながらA→C→B→Dの順番で終わらせていくべきなのだが(場合によっては早朝にDだけは終わらせ、A→C→Bとやる、という手もある)、こと仕事となると、不思議なものでBに目がいってしまいCがこなせずに結局AもBもCもできなくなった・・とか、Dのために無駄な労力を割かれるとか、そういうことが往々にしてある。

参考までに、各領域のモデルワークを挙げてみよう(会社によって異なるかもしれない)

A: クレーム対応、顧客との対話
B: 折り返しの電話、問い合わせ対応、アポありの来客対応、顧客訪問、プレゼンの資料作成
C: アポなしの来客対応、崩れた書類雪崩の整理、上司の思いつきで頼まれた資料作成
D: 職場内での世間話、ゴミの分別、社内文書のやり取り、企画部署の存続のためだけにあるような無駄な勉強会への出席・無駄なメールの購読

ポイントは「B」である。Bは、「いつでもやれるが重要なのでいつかは必ずやらねばならない」という怖さがある。いかにBをこなすためにAとCをやっつけ、Dへ割く労力を減らせるかが、残業撲滅、ひいては仕事の効率化の鍵になってくる。

こういう分類方法も思いついた。名付けて、「want/can マトリクス」。

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領域Aは「自分でやれるし、やりたい仕事」。
Bは「自分でやれるが、やりたくない仕事」。
Cは「自分でやれないが、やりたい仕事」。
Dが「自分でやれないし、やりたくもない仕事」。

仕事をこうやって分類してみると、Aは放っておいても自分でやってしまうので、意図的に完成時期をずらしてもできるケースが多い。一方で、厄介なのはBだ。「やれるけど、やりたくない」仕事がごまんとあるのが仕事の現実だ。これをいかに「最小時間で、最高のパフォーマンスで」仕上げるかが、仕事のできに関わってくる。私としては、Bを極小化するためには「できる人に振る」ことが最適解だと信じている。「自分でやれる(自分でわかっている)けれども、あえて人に振る」というのは、社会分業と言う観点から見ても、きわめて重要な行為だろう。言いかえると、いかに「Aを多く、Bを少なくするか」が自らの仕事のパフォーマンスに大きく影響してくるのだ。

Cは、できるようになるために自己研鑽を積むしかない。現代っ子は、この「C」への欲望が強すぎて、3年と会社に居られないケースもあると聞く。しかし「A」と「B」に真剣に携わってはじめて得られる「C」への可能性、というケースもなくはない。「Cありき」で考えすぎないことが肝要だと思う。

Dについては、基本的には「できる人に振る」のが最適解だろう。やりたくないしできもしないことに労力を注ぐのであれば、A→C→Bの順にエネルギーを分散させていったほうが、より実りのある職場人生になることと思う。

この応用で、以下のようなマトリクスも考案できる。want/mustマトリックスだ。

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領域Aは「やりたいし、必要性の高い仕事」
Bは「やりたくはないが、必要性は高い仕事」
Cは「やりたいが、必要性は低い仕事」
Dは「やりたくないし、必要性も低い仕事」 ということになる。

Aは「仕事と趣味の一致」とでもいえる幸せな状況であり、これが多ければ多いほど、「仕事が楽しい」と感じられるはずだ。
しかし現実にはBがもっとも仕事のボリュームとしては多いはずである。・・と、いうよりも、「やりたくないことでも、必要性が高い」ことをするからこそ給料がもらえるのであって、わがままを言うべきではないのかもしれないが。

Cは一般には「趣味」という。そしてDはそもそも、やる必要のないことだ。しかし、よーく見てみると、「D」の領域の仕事が混じっていないだろうか?実は、残業をさせている諸悪の根源は、「D」の領域に潜んでいるかもしれない。無意味な顧客サービス、存在意義を失った資料の作成、重複した調査・・・そういうものが、残ってはいないだろうか。


公開開始:2011年6月28日

2010/07/04公開の記事。

高校、大学はとても楽しかったが、小学校・中学校は本当に私にとって最大の「束縛体験」であった。学校が好き、と思ったことは一度もなかった。友だちと遊ぶのは好き、勉強も好きだったが、学校そのものは「敵」であった。行事なんて大嫌いだったし。厳密にいえば先生が「嫌い」だったのかもしれない。

教職の方の名誉のために申し上げると、もちろん、小学校・中学校と尊敬する師は多くおられたし、私の人生に少なからぬ影響をいただいた方もいらっしゃる。そういう先生方には今でも本当に感謝をしている。

しかし、それを取り消して余りある教師というのもいて、彼ら/彼女らの些細な言動・行動が、今の私の人格形成にも少なからず影響しているのである。もちろん、私のこの歪んだ性格は私自身の責任によるものであり、掛るものを転嫁するつもりはさらさらないが、子どもの頃の影響は後を引くものだ。これは「先生」という職にある者に限らず、世の大人がすべて自覚していなければならないことだと思う。その例をいくつか。

○「街角清掃」と「ポイ捨て教師」

私は「反エコ」の闘士といってもいいほど、「エコ」という言葉を憎み、呪詛している人間である。そのルーツをたどると、今から語るエピソードに遡ることができる。

小学校低学年の頃、近所の公園を清掃しよう、というよくあるボランティア活動に、教師引率で参加させられた。

よく使う公園だったので、楽しく掃除をして、意外と多くのごみが拾えたので、達成感もあった。

この日はそのまま現地解散となった。

好奇心旺盛だった私は、「この後、先生たちはどこに帰るんだろう?」と疑問を持ち、教師たちの後をつけていくことにした。

教務主任(男)1名と、女教師2名。仲良く談笑しながら歩いている。途中で男教師がタバコをのみはじめた。

交差点に差し掛かる。信号は赤。
気づかれないようにそっと後ろから覗く。

やがて、信号は青になる。
すると男教師は、おもむろに、右手に持っていたタバコを側溝にポイ・・・

数年生きてきて、これほどがっかりしたことはなかった。
先ほどまで自分たちが拾っていたタバコのごみ・・・それを生み出していたのは、何と我々に散々ごみを拾わせた張本人、教師たる彼自身だったのだ!!

・・・ということで、私がこの時に悟ったのは、「言行不一致でも、偉い人になれる」という事実であった。むしろ、「口でいいことをいっていれば、それで偉くもなれるのだ」ということに気づいた。

―以来、私は教師を一切、信じていない。特に「キレイゴト」を言う奴を。

そういえば小学生のころは、「地球を大切に」とか「平和を守ろう」とか、空虚なスローガンのポスターを何度か描いた。それこそ「入選」をしたこともあるが、これはすべて、「教師を喜ばせるため」の演技であったことをここに告白しておく。

環境ネタでは、「自分のできることから1つずつ。地球を大切に」
戦争ネタでは、「つらい過去の過ちを二度と繰り返しません」
道徳ネタでは、「他人に思いやりの心をもちたいと思います」

こう宣言するだけで教師が喜ぶのだから、学校内での立ち居振る舞いは「ラク」になる。学校という閉鎖空間で、教師に歯向かうことは得策ではない。「笑顔の裏で、睨み顔」が一番なのだ。

ああ・・・すごく厭な子どもだ・・・
しかし、この精神構造は今でも変わっていない。上司の思い付きの提案を笑顔で受け入れながら、心の奥底で「そんなバカなこと、できるわけねーだろ?」と睨んでいる自分がいるのだから・・・

学級崩壊という現象がブームらしいが、これは幼稚の極みだ。「歯向かう」のではなく、「黙って反抗」するべきなのだ。教室の中で暴れてみたって、本当に時間の無駄なんだから。 このままだと、この世代からの「会社崩壊」も近いぞ。

○ヒステリー教師

そういう厭な子どもだったから、教師には相当嫌われていた。基本的に周囲の空気を読んで生きてきたので、「私を嫌っているか、いないか」くらいはすぐにわかる。

・「給食のパンを食べきれないので、家に持って帰ってもいいですか」と聞いたら、いきなり頬を平手打ちしてきたヒステリー教師

・私の小学校は、給食を「班」で食べることになっており、その班に担任が日替わりでまわって一緒に食べる―というつまらないルールがあったのだが、給食を準備しているときに、私が近くにいるとも気づかずに、「今日は○○(私の名前)のところだ。ゲッ」と嫌悪感たっぷりの独り言を漏らしたババァ教師

・声変わりの時期に、自分の機嫌の悪さを憂さ晴らしするためだけに、みんなの前で私の声を「変な声っ」と罵ったクソ教師

・・・とかね。学校では注意深く生きていた私は、とにかく「ミスをしないように」していたので、畢竟、教師は私のミスをあげつらうことはなかなかできなかった。だから、こういう細かいことでしか私をやりこめられなかった、というわけ。明らかに嫌われていたのが判る。

それでいて、自分で言うのも変だが、勉強ができなかったわけではないから、彼ら/彼女らは余計に腹が立ったのだろうね。

本当はもっともっとあるのだが(当時は「親に言いつける」という発想もなかったので表立ってすらいないが)、まあいいや。

○この話の流れで行くと、「免許更新制」の話にいくのかな?

最近、「教員免許更新制」の議論がある。

単純な「賛成」「反対」というのは無意味だ。
「いい先生」というのは免許を更新しようがしなかろうがいい先生なのだし、
「ダメな先生」というのは免許の更新以前にダメなのだから。

だから私は、免許の更新なんて、正直どーでもいいと思っている。
むしろ文部官僚の権限を強めるだけなんじゃねーの、とさえ―穿った見方をしてしまう。

「学校からそのまま先生」という人でもいい人はいい人なのだが、もっと教員の「出自」を豊かにしたらどうか、と思う。

教職課程云々を見直して、社会人経験者(ただし3年未満はキャリアとは言わない)の採用割合を30%位に高めたら、日本の教育現場は劇的に変わると思うけれどな。政策的にそういうことをやってみる、と言う官僚、政治家は出てこないかしら。

もし私が教師だったら、

作文で、
「自分のできることから1つずつ。地球を大切に」
「平和が一番。つらい過去の過ちを二度と繰り返しません」
「他人に思いやりの心をもちたいと思います」

と書いてくる子どもがいたら、

「よくオトナの喜ぶ考えがわかったね。それはえらい。でも、受け売りの意見ではなく、もっと自分の本音を書いてみましょう。」と指導するけれどな。

環境の授業では、「エコエコCM流すのが一番環境に悪いと思う。洞窟に帰れ」
平和の授業では、「平和って言っている人のそばに警官がいるのはおかしい。無防備で演説しろ」
道徳の授業では、「きれいごとを疑う神経を持ちたいと思います」
といえる子どもが出てくる教育をしたいものです。

それこそ学級崩壊か。


公開開始:2011年6月28日

2010/07/19公開の記事。

成田スカイアクセス開業、ということで千葉県民の私は早速、成田空港アクセスの現状を知るため、京成の「アクセス特急」および「新型スカイライナー」に乗車することにした。

行きは新京成線に乗り継ぎ、新鎌ヶ谷から北総線の駅へ。ここから、「アクセス特急」に乗って成田空港へ行くことにした。

途中の新駅、「成田湯川」から撮影した駅前の様子。

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むむぅ・・・予想以上に何もない・・・

地図上ではJR成田線と接続するし、「JRも駅を作ってあげればよかったのに」とも思ったが、
現状ではなかなか難しいのだろう。

「アクセス特急」は、途中の分岐点で「スカイライナー」の通過待ちをするが、それがまた田んぼのど真ん中

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夜中の待ち合わせは、ちょっと怖いかもしれない・・・

■成田空港駅についた

これが、JRの切符売り場・改札前。

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これが、京成の切符売り場・改札前。

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人の数が違う。思わず「がんばれ、JR」と思ったが、運転本数が・・・

京成は1時間に8本くらい運転なのに対し、

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JRは1時間に3本。

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この圧倒的運転本数の差が、「活気の差」に つながっているようで。
しかし、ちょっと本数が多すぎる気がしないでもない。

■スカイライナーに乗ってみた

「日暮里―空港第2ビル 36分」と言うのは相当速い。在来線最高(金沢に行くときに乗る「はくたか」と同じ)160キロ運転の車両に、試しに乗ってみることにした。

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どうでもいいが、大人気だ。マニアっぽい人に怒られないよう、日にちをずらしてみたら、親子連れだらけだった。

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シャープなデザイン。

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シンプルな車内。

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たまに「どこを走っているか」を見せてくれるディスプレイ。

***

とても快適でありました。

敢えて書くと、青砥―日暮里間はかなり減速運転気味。ここでもう少しスピードが出せれば、都心→空港、夢の「20分台」も可能かな? なんて思ってしまいました。

※再掲時に一部表現変更。


公開開始:2011年6月28日

2010/05/21公開の記事。

社内SNS(社内イントラネット専用のmixiみたいなやつ)というのがブームらしく、私の会社も例外ではない。

何でもかんでもオンライン化するのは結構だが、そのことによって、却って「どこに何が書いてあるか」が分からなくなって、現場は大混乱している。

今や、部署ごとの共有サイト、社内のSNS、各社員の日報を全社で共有するサイト、社内の統計情報を集約するサイト、そしてメール、社内報・・・と、様々な情報に囲まれて仕事をする毎日。

当然、現場は忙しいから、これらの情報を全部読んでいる時間はない。時間はないのに、情報だけは怒涛のごとく襲ってくる。

だから肝心の情報は抜け抜けで、部署Aが「伝えたつもり」のことが、部署Bには伝わっていなかったり、部署Cでは曲解されたりしている。1人でもいい加減な奴がいれば、情報は「伝言ゲーム」のごとく、どんどんおかしな方向へ解釈されていくものだ。

以前にも書いたが、情報は「伝える」と「伝わる」ではまったく意味が異なってしまう。圧倒的に「伝わる」のボリュームが大きいにも関わらず、「伝える」ことで終わり、満足、となってしまっているケースが非常に多いのだ。

本社のコストセンターは、基本的に「伝える」ことでその全精力を使い果たし、「伝わる」ことにたいしては全部「現場のせい」にするというきらいがある。

曰く、「それは伝えたはずだ」「そのように解釈した○○が悪い」。

しかし現場サイドから言わせてもらえば、あるときはメールで、またあるときは社内報で、別のときはSNSで・・・と、メチャクチャな情報流通をしているくせに、「伝えたはずだ」はないだろう・・・と、怒りがこみ上げてくる。

すでに社内のあちこちでコミュニケーションの歪みが起きており、「重要なメールを部署の全員が削除して読んでいなかった」というのは日常茶飯事。この時点で問題だと思うが、最近は、ある勉強会に行く必要のない社員が出席する羽目になったという珍事があったかと思えば、顧客と同じタイミングで社員が同じ情報を知った、という笑えない出来事も。

こんなことだったら、部署ごとの共有サイトもなく、社内SNSなんてものも存在せず、メールと電話と社内文書、そして Face to Faceの伝達会議を行っていた時代のほうが、よほどスムーズに仕事が進んでいた、と思うのだ。

情報量に比例して、情報共有がどんどん薄くなっていくこの現実。皮肉としか言いようがない。
データ情報では限界があり、本当は Face to Faceが一番なのは、「人を大切にする」が謳い文句の(おそらく)すべての企業にとって、本当は分かっていることなのに。

何だか、こういう情報化による埋没費用、機会損失は、社内会議の減少等によって浮いた人件費よりも高くつくような気がするのだけれどな。

予想すると、会社の雰囲気が悪くなって、業績が傾いて、社内SNSどころではない、という発想を経営陣が持てたら、また社内の情報共有は「復活」するように思うんだけどな。そうもなっていないところが何とも。

パワーポイントなどを使って、「暗黙知の形式知化」を盛んに図で説明する、現場を知らない社員の説明を聞くが(たぶんこの裏には天下りやバーターで儲けている社員がいるはずだと勘ぐるが)、正直、「頭の中のファンタジーランドだけで遊んでろよ!」と思ってしまうね。

暗黙知には、「暗黙」であるだけの理由もあると思うけれどな。

まあ、経営陣としては、本気で「暗黙知を形式知化して共有したい」という思いがあってやっているのだろうが、そもそもそんなところ(SNS)に仕事中に投稿したり、閲覧したりする暇があったら、少しでも日銭を稼げ、と私は思うのだが。書いているのは本社のコストセンターの社員ばかり(残業代がもらえる)というのが笑える。現場社員はサービス残業してるのにだよ?

○社内SNSについて

ということで、私はこんなものいらない。私はね。あくまでも。一番いらない機能は、「メールでお知らせ」機能だろう。拒否できるので当然しているが、中には1回書き込みがあるたびに必ずメールが来てしまう書き込みもある。もう、馬鹿かと。必然的に、メールそのものを読まなくなる。その結果が、「部署全員、重要なメールまで黙殺してしまう」の現実だ。

導入を企画した部署はおそらく、「部署ごとの利用率」か何かで業績評価が決まるから、必死だ。全社員に「○日までに登録して、最低1件は書き込め」と命令が下った。実に下らない。

どんな書き込みがあるか。
「iphoneの使い方について」「アドレスの登録方法について教えてください」「雑誌△△に広告登場。その感想募集!」

そんなの、部署の数人に聞いて解決しろよ、と思う。なんでこんなことを会社のおカネを使ってやるのか、さっぱり意味が分からない。これが暗黙知なの?

書き込み機能や「日記」機能もあるし、それをやっている社員もいるが、どうして会社でそういう暇なことができるのか。私はとても知りたい。

「足あと」機能も気持ち悪いって。
社員同士の足あとなんて、見る気も起きない。

○部署ごとの共有サイトについて

これも私は強硬に反対したが(心の中で)、結局デフォルトになってしまった。

そもそも他部署の人間が見られない、というサイトもあり、「それだったらサイトなんて作らないで、部署のサーバーに仮想のフォルダでも作ったほうが楽じゃない?」とか思うのだが、それはそれでもうあるしね。

こういうサイトの欠点は、何といってもアップロードの面倒臭さ。「添付もれ」や「開けないファイルを添付」というミスはそれこそ日常茶飯であり、その処理だけで莫大な時間を取られることになる。

毎回毎回、同じ部署の人と「どこにそのファイルあるの?」「あ、もうダウンロードしたのでメールで送りましょうか」とか、「どうやってアップロードするの?」「あ、やっておきますからメールで送っていただけますか?」とかやるのはもう、やめたいのだが。

メールなら1回で済むじゃないか。馬鹿か。

○全社員の「日報」を社内で共有できるサイトについて

仕事には「異動」がつきものだから、日報や業務日誌、メモ的なものが残ると、担当者が何代か入れ替わっても、「その当時に何が起きていたのか」を把握するのが容易くなる。こういうシステムは、どの会社でも、今や普通に導入しているだろう。

私も、このシステム自体は嫌いではないが、社員によってリテラシースキルのばらつきが大きすぎて、全然機能していない現実には目を覆いたくなる。

まず上司は、「悪い情報を書くな。上が見るだろう。消せ」と明に暗に圧力を掛けてくる、典型的にダメな会社のリーダータイプ。反発している同僚もいるが、私は「あ、下らないな」と思い、基本的に「いいこと」だけしか書かないようにした。まあ、こんなことを全社員がやったら、組織は腐ってしまうだろうが。ただ、「いいこと」しかない仕事などあり得ないわけで、結局メールや「飲みニケーション」で、「悪い情報」は横に広がっていくわけだが・・・

それはともかく。

日報を共有する唯一といってもいいメリットは、中間管理職が「いい情報」しか挙げてこないと組織が腐るので、経営陣が、ある意味で中間管理職を飛び越えて、直接、各社員の「本音」を探るという点に絞られる。

これが、実は中間の地点で、「情報の封鎖」が行われている可能性もあるということ。これは、こういったシステムを導入している会社の経営陣は、当然ながら、重々承知しておかねばならない。おそらく、「いい情報」の裏側には、その何百倍もの「悪い情報」があり、そして驚くべきことに、その「悪い情報」を、本社のコストセンターは、驚くほど「知らない」場合もある、ということだ。

もちろん会社も、「自部署にとって都合の悪い情報は、流してこないだろう」ということくらい想像がつく。したがって、「どんなことでも、入力しろ」と建前では言う。だが、それを額面通りに受け取るのも大人としてスマートな態度ではない。

だが、いるんだな。そういうスマートさに欠ける「情報リテラシー」のない輩が。
業務のメモを、その情報を必要としている社員が判る程度にさらっと書けばいいのに、ひどいのになると、それが「結局何が言いたいの?」という日記になってしまっていたり(読む側の都合は無視)、中には、顧客のプライベート情報がつらつらと書かれていたり(社内で共有したら、誰がそれを外に持ち出すか分からないではないか!そんなもの、最悪でも自分のノートにでも控える程度にしておけ馬鹿野郎)、とても「業務上の記録」とは言えないものが出てくる。

こういう状況を見ていると、やっぱり基本は、Face to Faceなんだな、と思ってしまうのだ。

***

何だか文句ばっかりになってしまったが(いつもそうだが)、情報を共有しようと思えば思うほど、情報が散逸する逆説。

不思議なものだ。


公開開始:2011年6月27日

2010/07/31公開の記事。

全国には様々な地名があり、ゆえにたくさんの面白い駅名が存在する。
関東の人は「日暮里」を「にっぽり」と読めるけれど、東京に明るくない人からすれば「ひぐれさと」と読んでしまうのが普通だろう。「芦花公園(ろかこうえん)」や「業平橋(なりひらばし)」なども難しいかもしれない。「原当麻(はらたいま)」などは関東の人もよく知らぬだろうが、知っていたら思わず「3000点」をあげたくなってしまう・・・あ、「はらたいらに3000点」っていうアレのことだが・・・

一方、関西の人は「十三」を「じゅうそう」と読むだろうけれど、関東人からすればこれはどう見たって「じゅうさん」である。 「喜連瓜破(きれうりわり)」「小林(おばやし)」「学文路(かむろ)」なども難しいだろう。

さて今回は、東京の横っちょの半島、「千葉」から、難読駅名クイズをお届けする。
全部分かったあなたは、相当な「通」である。

<問題編>

(1)飯山満

(2)下総松崎

(3)東浪見

(4)太海

(5)求名

(6)木下

(7)逆井

(8)酒々井

(9)作草部

(10)葭川公園

(11)海鹿島

(12)八柱

(13)飯給

(14)鰭ヶ崎

<解答編>

(1)飯山満(東葉高速鉄道)

答え:「はさま」
コメント:これはどう考えても「いいやまみつる」でしょう。人名かと思うぞ。誰でも。

(2)下総松崎(JR成田[我孫子]線)

答え:「しもうさまんざき」
コメント:ここは「まん」ですよ「まん」。あと念のため「しもふさ」ではなく「しもうさ」。

(3)東浪見(JR外房線)

答え:「とらみ」
コメント:サーフィンをする人は知っているかも。

(4)太海(JR外房線)

答え:「ふとみ」
コメント:初日の出が拝めます。

(5)求名(JR東金線)

答え:「ぐみょう」

(6)木下(JR成田[我孫子]線)

答え:「きおろし」
コメント:「木下街道」という幹線道路も走っています。

(7)逆井(東武野田線)

答え:「さかさい」

(8)酒々井(JR成田線)

答え:「しすい」
コメント:千葉県の人だけ、なぜかよく読めるのだが・・・理由は「ちびっこ天国」なる子どもプールがあるからだ―と、私は思う。子どものころの思い出として「酒々井」がインプットされている人間が、千葉には異様に多いのである。

なお同様に難読と言われる「八街(やちまた)」も、千葉県下での認知度は高い。千葉県名産のスイカや落花生と言えば、すぐに「八街」を思い出すのである・・・

(9)作草部(千葉都市モノレール)

答え:「さくさべ」

(10)葭川公園(千葉都市モノレール)

答え:「よしかわこうえん」
コメント:「葭」の字が強い。第三セクターらしからぬ、敢えて「難しい漢字」を使ったことは天晴れである。普通だったら「ふれあい・みらい・エコ・平和・よし川公園」になっていたところだ。

(11)海鹿島(銚子電鉄)

答え:「あしかじま」
コメント:どこで区切るかが問題。「海」「鹿島」ではなく、「海鹿」の「島」なのね。

(12)八柱(JR常磐線)

答え:「やはしら」

(13)飯給(小湊鉄道)

答え:「いたぶ」

(14)鰭ヶ崎(総武流山電鉄)

答え:「ひれがさき」

全問正解―変態です。

10問以上正解―すごいです。

5問以上正解―一般的です。

3問以上正解―気にしなくていいです。

1問以上正解―もう少し千葉に関心を持ちましょう。

全問不正解―残念です。


公開開始:2011年6月27日

2010/12/01公開の記事。

特に医学的根拠があるわけではなく、あくまでも経験値、ということで。

1点 → 取り敢えず休みましょう。
3点 → 丸1日、何もしない日を作りましょう。
4点 → 周囲に愚痴をこぼしましょう。
5点 → 病院に行くことを検討しましょう。
8点 → 3日間くらい、休みましょう。
10点→ 病院で治療を受けましょう。

1点
「疲れた」
「何となく体調が悪い」
「イライラする」
「肩こりがする」
「腰痛がする」
「眼精疲労がある」
「ミスが多くなった」
「物忘れが多くなった」

3点
「妙に忙しい」
「妙にテンションが高い」
「休みが少ない」
「やる気が出ない」
「心から休めない」
「胃が痛い」
「お腹が痛い」
「めまいがする」
「たまに耳鳴りがする」
「たまに動悸がある」

5点
「やる気がまったく起きない」
「物忘れが酷い」
「集中力がない」
「寝つきが悪い」
「早く目が覚める」
「食欲が出ない」
「食欲がありすぎる/なさすぎる」
「不安感がある」
「自分はどうしようもない人間だと思う」
「自覚がないのに体重が1か月で5キロ減って/増えている」
「頭痛がする」
「心臓が痛む」
「胃がキリキリ痛む」
「耳が聞こえにくくなる」


公開開始:2011年6月27日

2010/03/07公開の記事。

人間観察はすごく楽しい。

「この人、何のために働いているんだろう?」と、色々な人をウォッチングすると、
大体こういう風になる。

1、「上司のために働くことが生きがい」(ヒラメタイプ
2、「客(や周囲)のために働くことが生きがい」(熱血漢タイプ
3、「自分のスキルアップのために働くことが生きがい」(自分中心タイプ
4、「とりあえず生活のために働くことが生きがい」(会社依存タイプ

以下、形態別見分け方。

1、ヒラメタイプ
会社の方針が変わると、人が変ったようにそれに合わせることができる。「会議での報告」のための仕事が第一で、基本的に現場レベルで何が起こっているかは興味がない。したがって下からの評判は最低。上役にとっては使いやすいが、信用はされていない。

(メリット)ワンマン上司に傍に置いておかれやすい。
(デメリット)何ら発展的な提案もできないので、「組織病」を招きやすい。

(性格)何事も「自分中心」で、「自己愛」が強く、驚くほど「プラス思考」。

(思考回路)手柄はすべて自分のもの、ミスはすべて部下のせい。
(判断基準)「会社(本社)がどう思うか」
(私はこの判断基準を、「会社隷属病」と名付ける)

(飲み会)自分の過去の武勇伝や自慢話を好む。

(口癖)「昔の部署で俺は」「俺が若いころは」「会社の方針では」

(好きなもの)社長、上司、肩書き、偉人伝、名言集
(嫌いなもの)実用書、現場、自分の意にそぐわない部下

(得意なこと)揉め事をなあなあで調整すること、会社の方針に合わせて行動すること、情報の隠蔽
(苦手なこと)自分の意見をストレートに表現すること、不都合な点を上に報告すること

(具体例)「上ばかり見て仕事をしてきた。気づけば、慕ってくれる部下もいない。今の社内での立場も、結局微妙。老後のビジョンも立たない。今はただ、会社が定年後も潰れないでいてくれることを願うだけ」(56歳・男性)

(解説)どの会社にも必ず存在するのがこのヒラメタイプ。組織である以上、誰にでもヒラメ的要素は必要だが、「理事長に取りつく悪徳教頭」、あるいは「ジャイアンをヨイショするスネ夫」タイプになってしまったら終わりだ。リーダーはそういう部下を置いておいたほうが精神衛生上気持ちのいいものだが、そんな奴ばかりの組織なんて絶対に崩壊する。会社に勤めていて空しいところは、社長(あるいはもっと下の上司でもいいが)が変わると組織の方針なんてコロコロと変わってしまうところだ。ヒラメでいたって何の楽しいこともないと思う。大事なのは自分にとって「こう」だという判断軸を持つことだろう。

2、熱血漢タイプ
顧客満足が仕事の意義だと感じている熱血漢タイプ。がんばり屋が多いが、その方向が組織全体の意志とは微妙にずれていると、チームで仕事をするときには弊害となる。上司とぶつかることが日常茶飯事だが、現場受けは総じていい。上役にとっては使いにくいことこの上ないが、信用はされていることが多い。

(メリット)その熱心さが顧客には受ける。その能力ゆえ、個人的なコネが生まれやすい。
(デメリット)社内でのチームワークに難。仕事を抱え込みやすく、過労気味に。

(性格)基本的に「他者愛」があり、自分の信念に対しては「頑固」で、何事にも「熱心」。

(思考回路)他人のミスに厳しい。
(判断基準)「自分の常識」で判断してしまうことが多い。
(私はこの判断基準を、「自分の常識は世間の非常識かもしれないと疑えない症候群」と名付ける)

(飲み会)寡黙か陽気かの両極端。

(口癖)「こんなに頑張っているのに」「給料が安い」「自分で(が)やるしかない」「○○すべき」

(好きなもの)現場、タバコ
(嫌いなもの)会社、上司、肩書き

(得意なこと)頑張ること、意見をストレートにいうこと、報告・連絡・相談
(苦手なこと)仕事の質・量にメリハリをつけること、他人の都合を考えて仕事をすること

(具体例)「俺はこんなに頑張っているのに、会社は何をしているんだろう。同僚も頼りになりゃしない。全部自分がやらなくては。どうも頭痛が続くが、俺がやらなきゃ誰がやる。そういえば最近、子どもは寝顔しか見ていない」(36歳・男性)

(解説)頑張り屋さんはいつも無害かというと、実はそうでもない。頑張る方向が異なっていれば、それは「ありがた迷惑」という言葉もあるように、ただの害悪なのだ。自分の判断軸があるという意味ではヒラメタイプと比べて「人間的には」よほど信頼が置けるが、「組織的には」いつもウェルカムというわけではない。このタイプはえてして狭量なことが多い。自分の判断軸プラス、「相手の判断軸」も考えて行動できるようにしたい。

3、自分中心タイプ
若い社員に多いタイプ。上司が「この会社の将来のために」とハッパを掛けても、「は?アンタの老後のためだろ?」と冷めている。本心では安定雇用を望んでいるが、基本的に国も会社も信用していない。そこで現在の会社の制度(や、自分の置かれた立場)をとことん利用して、自分のスキルを高めることに主眼を置く。基本的能力は高いので仕事はできるが、好きな仕事しかしないことが次第に周囲にバレるので、現場受けは微妙。上役とはうわべだが「うまく」つきあうので、そこそこ信用される傾向にある。

(メリット)会社の目指す方向と個人的志向が合致した時に、爆発的な推進力が生まれる。
(デメリット)旧来の組織論や精神論ではまったく心を動かせないので、扱いが難しい。

(性格)幼児的な「自己万能感」があり、他者には「疑心暗鬼」、特定の物事に「傾倒的」。

(思考回路)誰かにあれこれ指図されることが大嫌い。失敗を極度に恐れる。
(判断基準)自分とその「仲間」が不快になることを極端に嫌う。自分とその仲間を不快にする存在を「敵」とみなす。
(私はこの判断基準を、「女子校グループシンドローム」と名付けよう)

(飲み会)意外だが、仕切れるタイプが多い。要は、あれこれ指図されるなら自分からやったほうがラク、ということだ。

(口癖)特になし

(好きなもの)自分と、家族・友人・恋人・同期を含めた仲間たち、趣味
(嫌いなもの)自分やその仲間を不快にする存在すべて

(得意なこと)指示通りに動くこと、仲間を守ること
(苦手なこと)自分から仕事を「創る」こと

(具体例)「会社に長くいる気はないけれど、チャンスがなければ別にいてもいい。だから、言われたことはこなすけど、自分から進んで仕事を作るつもりもない。やる気がないのではなく、やらないだけ。最近、先輩の目線がどんどんキツくなっているみたい。ムカつく。やることやってるのに」(28歳・女性)

(解説)若い社員はこのタイプが多い。将来に不安がある中で、生存本能が働いた結果だろう。ただ、その本能は相当劣化しており、「スキルを身につけて、やがて独立」という野心家タイプというよりは、「やることはやるが、いやになったら辞める」という消極的タイプがほとんど。こういうのを昔は「やる気がない」といったものだが。とはいえ能力が低いわけではないので、言われたことはそれなりにこなす。しかし、自分から何かをやろう、という積極的姿勢がまったく見えないので、とかく年長者はその態度に「ムカつく」。辞めることには抵抗がなく、やる気がない(ように見える)ことを叱りつけると、やがて本当に辞めてしまう。21世紀型新人類。対処法は「理解すること」。

4、会社依存タイプ
仕事に対する熱意はなく、基本的に今の生活水準を維持することに主眼を置く。そこそこ真面目に働いて、そこそこで終える。ワークスタイルは「毎日定時帰り」のタイプと、「毎日ダラダラ残業(生活費稼ぎ)」のタイプに分かれる。有給はキチッと消化するのも特徴。現場からは可もなく不可もない評価。上役に逆らうこともないので評価も普通。

(メリット)可もなく不可もないこと。ゆえに、事故発生確率がきわめて低いこと。
(デメリット)彼ら・彼女らには何らの価値創造も求められない点。また合成の誤謬で組織全体では非効率になり得ること。

(性格)基本的に「自己保全」本能が強く、自分のことに「執着」し、かなり「不安症」である。

(思考回路)「自分が大事」で、他者には基本的にまったく興味がない。
(判断基準)すべてにおいて自分に何かが降りかかることを極度に恐れる傾向にある。他者はどんな目にあっても平気である。
(私はこの判断基準を、「強迫症的自己保全症候群」と呼ぶ)

(飲み会)面倒くさいので、参加しないタイプが多い。当日のドタキャンもしばしば。参加したとしても1次会のみとか。幹事経験はほとんどなし。

(口癖)「今度の休みは」「昼休みは」「今日の帰りは」「昨日の夜は」

(好きなもの)自分自身とその周囲、お金、休み、安定した身分
(嫌いなもの)自分に降りかかってくるすべての災厄、自分を不利な立場に置く上司・同僚

(得意なこと)忙しいフリをすること、人に仕事を振ること
(苦手なこと)人の仕事を代わりにやってあげること、自分が不利になる報告をすること

(具体例)「腰かけのつもりが、意外と給料がよくって結局会社に残ってしまったわ。適当に残業して、休みたいときに有給とって。マンションも買えたしね。もう20年近く同じような作業をしていたら、さすがに何でも流しでできてしまうわよね。あとは会社がつぶれなければいいんだけど。今日は疲れたわぁ。定時で帰ろうかしら。銀行に寄ろうっと。」(41歳・女性)

(解説)ある意味でもう会社に(も自分にも)何も期待していない人たち。職場のモチベーション低下の元凶ともいえる。「大企業病」「ぬるま湯病」とも言える。社会が成長を止めた90年代に考えられた治療方法は、徹底した成果主義の導入やリストラといった「荒療治」であった。が、そういうことをすると、優秀な人から会社に見切りをつけ、最後まで会社に残るのは、・・・実はこういう人種だけ・・という結果に終わることに。このタイプは、決定的に悪くないだけに、じつは一番タチが悪い、治りにくい風邪のようなものかもしれない。

***

ヒラメタイプばかりでは組織は不祥事の嵐。

熱血漢タイプばかりでは組織は個人技で崩壊。

自分中心タイプばかりでは組織は前に進まなくなる。

会社依存タイプばかりでは組織はいずれコスト高で破産する。

逆にいえば、

ヒラメタイプがいなければ組織は回せない。

熱血漢タイプがいなければ組織は凍りつく。

自分中心タイプがいなければ組織は老化する。

会社依存タイプがいなければ組織は事故を起こす。

・・・結局この4タイプ、すべて必要なのだろう。


公開開始:2011年6月27日

2009/10/25公開の記事。

今年はヒット曲もないので、より危機だ。
・・・こんな紅白だったら見るんだけどなー。

総合司会:タモリ
赤組司会:楠田枝里子(1部)・黒柳哲子(2部)
白組司会:爆笑問題(1部)・みのもんた(2部)
審査員: 高田純次、ルー大柴、関根勤、小堺一機、吹石一恵、宮崎あおい、堀北真希、長澤まさみ、新垣結衣、北川景子
特別審査員: ゆってぃ、いとうあさこ
番組もりあげ隊:ザ・ドリフターズ

<第1部>
19:00 オープニング(ドリフの歌を会場のみんなで歌う。「♪エンヤーコーラヤッ」)
19:03 タモリとさんまのセッショントーク(大昔に金曜の「いいとも」でやっていたやつ、ゲスト:タモリ、明石家さんま)
19:13 東西マジック大集合(ゲスト:Mr.マリック、セロ、その他)
19:25 タモリの密室芸スペシャル!(8ヶ国語麻雀・警察官・サッカー・相撲解説・バスガイド)
19:35 年越しレッドカーペット!(若手芸人の総力結集、国民が地デジで「大笑」を審査!司会:高橋克美・今田耕治とテレ東の大橋アナ。順番はゆってぃ→トータルテンボス→くまだまさし→いとうあさこ→いがわゆり蚊→ロッチ→しずる→はんにゃ→フルーツポンチ→柳原可奈子→我が家→COWCOW→インスタントジョンソン→ザ・ギース→もう中学生)
20:00 8時だヨ!全員集合 紅白スペシャル(いかりやのVTRでスタート。全員で再び「♪エンヤーコーラヤッ」の大合唱!)
20:03 「ドリフの早着替え」紅白スペシャル (ドリフメンバーによる公開コントを放映。加藤の「あれ?いかりやさんは?」)
20:23 欽ちゃんの「いまさらながら」審査員紹介(仮装大賞のノリで)
20:25 加トちゃんケンちゃんのごきげんコント「松の廊下」 (志村、加藤)
20:30 サンデージャポン!紅白進出スペシャル!!?芸能界ぶっちゃけトークで禁断のあの人も登場!っていうか15分で終わるの??(トークゲスト:田代さん、お塩さん、酒井ご夫妻など。司会は三宅アナと有働アナ。突っ込み役に爆笑問題と青木アナ、テリー伊藤、デーブ・スペクター、八代弁護士、西川先生といういつものメンバー。途中スペシャルゲストとしてさらにビートたけしと安住アナも登場。)
20:45 少年少女合唱隊(ゲスト:研ナオコ、和田アキ子、沢田研二、郷ひろみ、松田聖子、キャンディーズ、オードリーのお二人。最後は志村の「東村山音頭」で締める。東村山市長と中継で結んでもよい。)
21:00 世界まる見え!紅白出張版?マル秘禁断映像全て見せますスペシャル?(世界の衝撃映像を12連発。司会に楠田復活&所ジョージ、スペシャルパネラーがビートたけし。ゲストは植草克秀、ケント・デリカット、田中義剛、ラサール石井、ガダルカナル・タカ。)
21:15 ニュース中断(キャスター:畠山アナ)

<第2部>
21:20 ザ・今年のベストテン!(司会:黒柳徹子と久米宏のゴールデンコンビ。登場する歌手はまったく思いつかない。何はなくとも小泉今日子「風のマジカル」と太田裕美「木綿のハンカチーフ」は決まりなのだが・・・)
21:45 ヒゲダンス(加藤茶・志村けん)
21:50 爆笑オンエアものまねバトル(コロッケ、清水ミチコのガチンコ勝負。ひいたカードの人を即興で真似る。審査員のボールで決着。)
22:00 クイズ紅白ダービー!(司会は大橋巨泉、ゲストは、はらたいらは思いつくのだが・・・)
22:15 ここでナイナイの岡村が謎の格好で登場。後ろ姿のみ。なぜか「亀」の文字が。果たして・・・(「詳しくは、1時間後をお楽しみに」―というテロップが出る)
22:18 変なおじさん登場!(NHKホールの客席にまぎれた「変なおじさん」。「キャーっ」という嬌声、「このおじさん、変なんです」というあの台詞をいうのはなんと、石野陽子だ!!意気揚々と舞台で「変なおじさん」を踊る志村。「何だ君は!」というのはダチョウ倶楽部の面々。)
22:21 連想ゲーム!紅白ミニミニ・十人十色スペシャル!!(司会はおなじみ徳田アナ。勝ち抜き戦。隠しテーマは「紅白」。キャプテンがなかなか思いつかないのが残念だが、ゲスト解答者に江守徹は必ず出演してもらいたいもの)
22:30 風雲たけし紅白城!(若手芸人が紅白会場に仕掛けられたさまざまなトラップを回避し、ゴールにたどり着く)
22:55 じゃんけん決闘(志村と仲本による名物決闘。水、氷、牛乳、墨汁、風船、化粧液・・・最後はカエルだ!!)
23:00 クイズ紅白ミリオネア(司会はみのもんた。ゲストはイチロー当たりでどうか。最高賞金は1億円だ。)
23:15 歌の時間(会場の全員でZARDの「負けないで」を熱唱。)
23:20 ナインティナインの「年越し祈りの儀式」 (岡村がスーパーサイヤ人となって全国民の願いを吸収。自ら「元気玉」・・というより「火の玉」となって、フジテレビの巨大な玉に突っ込む。爆発した岡村の運命は・・・と思ったら、岡村はお台場の海から出てきた・・・「これ、他局じゃん!」と怒る岡村だったが、とっさに「日テレだベア?」といってTBSのブタの格好をしながら新橋へ向かう・・・「年忘れにっぽんの歌みなきゃ?」と絶叫しながら・・・それを笑ってみている矢部・・・)
23:30 大トリとしてSMAPが登場(視聴率対策)、「世界にひとつだけの花」を会場で熱唱。
23:35 審査スタート。その間、今日の名シーンをおさらい。 当然、「日本野鳥の会」茨城支部が登場する。
23:40 審査終了。堺正章が表彰(当然、マイクがぶっ飛んだり、読み飛ばしたりといったお約束つきだ)。
23:43 全員で「蛍の光」
23:45 NHKの真骨頂「定刻終了」。何事もなかったかのように「ゆく年くる年」へシフト。

これなら、視聴率90%いくね。個人的視聴率ね。


公開開始:2011年6月27日

2009/12/12 公開の記事。

私は「エコ」が大嫌いで、これ以上周りが「エコエコ」言っているとそろそろ本気でブチ切れてしまいそうなほどだ。エコは以下の点で、完全に「悪徳」宗教以外の何ものでもない。私は異端者と言われようと、徹底してエコと「決別」し、「対峙」する。

○教義は「地球のために」

「地球のために」という誰にも反対のしようのない、ある意味で卑怯な教義を持つのが「エコ教」 だ。これは誰にでもわかりやすく、そして、受け入れやすい、あるいは表立って反対しにくい―という、実に巧妙な仕掛けを持った教義である。すでにこの時点で「怪しい」と気づくべきなのだが・・・。

○批判的である

宗教は、一般的には科学(現代社会)の対義語と考えられている。したがって畢竟、科学に対してはどうしても批判的になる傾向にある(この批判性が「和」と「同化」を好む日本人の宗教アレルギーの一因でもあるだろう)。

もっとも実は「科学」すらも突き詰めれば「宗教」なのだが、そんな話はともかく。今の科学社会を、もう一度「人間」の立場から捉えなおすのが宗教の本質的役割だとしたら、今の社会の在りようを根本から見直すことを要求する「エコ」は、その意味で立派な宗教である。

本当は現代社会がなければ成り立ち得ない「エコ」という概念は、別に人間的本質を衝いている訳では実はなく、ある意味で自己欺瞞に満ちた存在であるのだが・・・

○大衆に受け入れられるための似非科学性

難解な教義を大衆に理解させるためには、単純かつ明快な「理論」が必要である。別に何だっていいのだ。分かりやすければ。
エコ教を強力に推進するのが「二酸化炭素が増えると地球が温暖化して、すげえやべえことになるぞ」という例の似非理論である。

科学的には二酸化炭素→温暖化→やべえことが起こるという図式は証明されてすらいないのに、なぜか国家を挙げて「二酸化炭素を減らしましょう」の大合唱。

もう、げっぷもするなよと言いたい。

○「将来」の不安を煽る

悪徳宗教の本領は、「将来の不安を徹底的に煽ること」。

このままいくと「地球で暮らしていけなくなる」上に「子孫に迷惑をかける」と究極の不安を煽るという意味で、エコはやっぱり悪徳な宗教だ。

○妙に権威的

そして妙に権威的なのも悪徳宗教の特徴である。従わない奴を異端者扱いし、そのコミュニティから徹底的に排除する。
「二酸化炭素→温暖化」という単純極まりない図式に疑義を唱えただけで、「無視」される社会というのは、どう考えても狂っている。

ちなみにこれに似た身近な例は「禁煙ファシスト」だ。喫煙者というだけでさも極悪人かのように扱い、お店からも締め出すというのはどう考えても異常である。私は非喫煙者だが、いくらなんでも最近の「禁煙」のさせ方は病的だ。類義語に「女性専用車両」がある。男性というだけでラッシュ時の電車に乗れないというのは差別以外の何者ものでもない。運賃返還要求運動が起こらないのが不思議だ。

・・・エコもまったく同じ匂いがする。このままいくと、「エコファシスト」で国が滅ぶかもしれない。

○金持ちからの布教

エコカーを最初に買ったセレブは誰だっけ?

こういうのは、金持ちを味方にするのがポイント。 庶民からは搾取できる量が限られているので、まずセレブに思想を植えつけ、なんとなく「格好よさそう」という幻想を抱かせるのだ。お金が集まってきたら、大々的に布教活動を行い、間口を広げる。銀行で言えば、普通預金しか預けていないようなわれわれ「ゴミ客」の勧誘からだ。「チリも積もれば山となる」のだから、この効果は無視できない。そうそう、イメージアップのために、「草の根で活動しています」という一言を忘れずにね!

○異端追放

先ほど書いた通り。その「権威」によって異端者を居ずらくさせ、場合によっては社会から抹殺する。おお怖い、怖い。
新聞・テレビといったメディアをフル活用するといいみたい。

○実は不要なものを「必要」にする

ほら、高価なツボがあるでしょう。あれと一緒ですよ。

「エコ」の名の下にどれだけのものを買い替えさせられるのか。本来は、「エコペットボトル」を買う前に、ペットボトルそのものを買わなければいい。「マイ箸」を買う前に、外食をしなければいい。「エコカー」を買う前に、車に乗らなければいい・・・・はずなのに、「エコボトル」も「マイ箸」も「エコカー」も、いつの間にか「必要なもの」になってしまっている。

本当に「エコ」を考えるのだったら、一生洞窟に住んで居ればいいのだ。

○「エコ」という名のお布施

つまり、「エコ」という名でわれわれはお布施をしているわけですよ。冷静な目で見ると「?」なんだけど、お金を出している本人はそれが幸せ。
別に本人が幸せならそれでいいのだが、周囲に迷惑をかけたり、強引に「エコ教」を勧められるのは迷惑だ。

お布施には、「免罪」「みそぎ」的なところがあって、要は後ろめたく思っていることに対する贖罪とこれからの決意が具体化されたものなんだよね。
特に「エコ」なんて、人間である以上、誰もがチクチク胸が痛んでいるでしょう?少しでも環境にいいものを買うことで、罪を償っている「気分」になるんだよね。

私は、そういう気持ちに付け込むことこそ、悪徳宗教の本質なのだと思っているのだが。本当の宗教であれば、いつか心の救済があるだろう。しかし、「エコ」に終わりはない。エンドレスに付け込まれるだけだ。そこが悪徳なのだ。

○ついに世界宗教へ

今、世界中のお偉いさん方が「エコな会議」をしているが、私にはこれが、宗教論争に見えて仕方がない。

先進国の「エコ教」、途上国の「エコ教」、日本の「エコ教」・・・と、同じ「エコ」でもぜんぜん解釈が違う。しかし世界的にこんな論争が行われているなんて、もはや「エコ」は世界を覆いつくす宗教なのだ。

もしかすると、世界は「エコ」で滅びるかもしれない。杞憂に終わればよいが・・・

私は「エコ」が大嫌いで、これ以上周りが「エコエコ」言っているとそろそろ本気でブチ切れてしまいそうなほどだ。エコは以上の点で、完全に「悪徳」宗教以外の何ものでもない。

私は異端者と言われようと、徹底してエコと「決別」し、「対峙」する。


公開開始:2011年6月27日

ようこそ、『編集後記』へ。

ここでは、管理者が日々の生活の中で適当に思いついたことを、何の脈略もなく書き綴っています。ひっそりとお楽しみいただければ幸いです。


○リンクについて
ご自由にどうぞ。

○二次利用(転載等)について

転載等(二次利用)は、非営利目的に限りご自由にどうぞ。
上記以外の利用をご希望の場合は、トラブル防止のため、ご相談ください。

○特徴(1)
基本的に「アイデア帳」「日記帳」です。1行程度のもの(ツイッター的つぶやき)から、5000文字近い長文まで、様々なジャンルの文章が並んでいます。中には、ここで掲載した記事のアイデア(草稿)が、サイト本編で日の目を見る、ということもあります(例えば、海芝浦駅の取材記事)。

書いた本人が言うのも変な話ですが、「玉石混交」です。たまにでも、皆さまの琴線に触れるものがあれば嬉しく思います。

○特徴(2)
コメント欄やトラックバック欄はありません。

○掲載しているジャンル
日常、政治、経済、社会一般、歴史、教育、哲学、紀行、思想、IT、技術、鉄学、文学、芸術、考現学、サブカルチャー、ゲーム、街角ウォッチング(路地好き&ビル萌え)、反エコ、など。

○経歴
2012年5月『新・編集雑記』を 『編集後記』に改称。
2011年6月 『新・編集雑記』開設(新ドメイン hatosan.com上にて)。
2004年7月 旧『編集雑記』開設(旧ドメイン isweb上にて)。

旧『編集雑記』では、2004/07/07より2011/03/19までのおよそ7年間で、のべ597記事が執筆されました。

2011年5月にサイトのドメイン変更を行いましたが、古いmovabletypeで書かれていた旧『編集雑記』は、ログの全面移管が技術的に困難だったため、新『編集雑記』として再スタートさせました。

新記事と並行して、過去の記事(反響のあったもの、お気に入りのものなど)を管理者判断で部分的に復活させた上で掲載(サルベージ)する場合もあります。これからも、忘れていた記事が突如「発掘」されることがあるかと思います。どうぞ、末永く宜しくご笑覧ください。

※2013年8月12日追記
編集雑記のすべての記事を、『編集雑記アーカイブス』として再掲しました。

○そういえば・・・
内容により、たまに「激怒のメール」をいただくことがあります。「見ているだけで不快」とか、場合によっては「死ね」とか・・。しかし、「敢えて過激な表現を使って、問題提起をする」という表現上の手法を「わざと」使っていることもあるので、その当たりも勘案いただき、どうぞ温かくお許しください。

○免責事項
どんな内容が書かれていても、サイト本編とは一切関係ありません。
したがって、ここに記述された内容に関するお問い合わせには、お答えできません。


公開開始:2011年6月27日

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