以下の話は「カードの電子証明書の期限が切れててマイナポイント申し込めなかった!チクショー。5000ポイントくれ」ということを、少しひねくれた表現で書いています。
マイナポイントが不調というのは聞いていた。たまたま駅でパンフを見たので、好奇心でちょっとやってみた。
マイナンバーカードは持っているので、まあ、アプリを入れたらすぐにできそうなものだとわかったが、説明パンフがすでに超絶に面倒くさそう。これでまず人を逃している。
で、私の場合はそもそもマイナンバーカードの「電子証明書」が失効していたので、マイナポイント申請までたどり着けず断念。「役所に来い」ってさ、たかだか最大5000ポイントのために時間かけて行くかっての。
2万円で5000ポイント。一瞬お得なように見えて、マイナンバーカードを作り、IDを発行し、特定のポイントサービスと紐付け、ようやくマイナポイントに申し込みができる・・・って、工程が多すぎである。
マイナンバーカードを持っていても、電子証明書が失効していたらやり直しだ。何が嬉しくて「最大」5000ポイントのために役所まで出向くのだ。
普通に考えて、時給換算すれば「役所に出向く数時間」がまったく5000ポイントに見合っていないのである。
本気でマイナンバーを普及させたかったら、「無事故無違反なら紐付けで免許更新20年間免除(講習はネット受講でOK)」とか、「NHK・上下水道基本料金・電気基本料金・ガス基本料金・携帯電話基本料金・ネット基本料金と紐付けで3ヶ月無料!」とかやれば、あっという間に普及する気がする。
民間ですら、自社ポイントカードの普及・自社サイトへの登録誘導に滅茶苦茶苦労しているのである。現時点でまったく何の特典もないカードに、わざわざ手間をかけるか、という話。
ではまた。