パルコの巻
千葉市の人間にとって、「津田沼からが東京」という思いは強い。
実際、総武線(黄色)の本数も、津田沼からは一挙に倍になるのだ。かつては駅の柱に「ノザキのコンビーフ」の広告があって、「こういうところも東京っぽい」とよく思ったものである。
そんな津田沼駅に直結しているパルコが2023年に閉店するという。これには驚いた。
平成末期に閉店した千葉パルコは、千葉市中心部と言いながら駅からは遠く、中心市街地衰退のシンボル的閉店だったが、津田沼パルコは駅とペデストリアンデッキで直結という好立地である。最近は駅の反対側にタワマンや大規模マンション群が林立したので商圏人口も増えたと思ったが・・・それでもキツかったとは・・・
確かに、津田沼からだとららぽーとやイオンモール幕張にもすぐ行けてしまう。そもそも東京にも25分圏内だ。競合だらけということだろう。
このところ千葉県下では、総武線沿線で西武百貨店船橋店、千葉三越、千葉パルコが閉店。常磐線沿線で松戸伊勢丹、柏そごうが閉店。とにかく「1つの駅前に複数店舗の立地」が成立しなくなっていることを物語っている。
ついに、千葉県に残った百貨店は千葉そごう(千葉市)、東武百貨店船橋店(船橋市)、柏高島屋(柏市)の3店舗だけということになってしまった。
千葉県の人口は600万人だから、ざっくりと人口200万人に1店舗でないと、千葉県では百貨店という業態をやっていけない時代になったということである。
かつては百貨店の商圏人口は50万人くらいと言われていたから、実に4倍である。郊外型モールの普及だけでなく、ネットショッピングの影響も大きいだろう。これが今や往時の4倍の商圏を必要としている。
ここへコロナがとどめをさした。これで千葉県からはパルコ自体が消滅することとなる。
ありがとう、津田沼パルコ!
ではまた。
正直の巻
巷で話題の漫画『正直不動産』。つい最近、10巻まで大人買いして読んでいるけれど、とても面白いなぁ。
実際にあるのよね。正直不動産。


三菱UFJの「半沢頭取」のように、事実とフィクションの符合ですね。面白いなぁ。
ではまた。
注意書きの巻
今まで見た注意書きの中で、一番「消費者保護真っ盛りだなぁ」と思ったのがこれ。

「口が乾いていると最中の皮が貼り付くことがあります」
もはやこれ、こういうことだろう。
- 醤油:荒れた唇で食べるとしみることがあります
- 砂糖:食べた後歯を磨かないと虫歯になることがあります
- 塩:過剰に摂取すると高血圧になることがあります
- ソース:よく確かめないと醤油と間違えることがあります
- 麦茶:よく確かめないとめんつゆの場合があります
- 食べ物:食べ過ぎて運動もしないと太ることがあります
ビバ!注意書き社会!!!
ではまた。
マイナポイントの巻
以下の話は「カードの電子証明書の期限が切れててマイナポイント申し込めなかった!チクショー。5000ポイントくれ」ということを、少しひねくれた表現で書いています。
マイナポイントが不調というのは聞いていた。たまたま駅でパンフを見たので、好奇心でちょっとやってみた。
マイナンバーカードは持っているので、まあ、アプリを入れたらすぐにできそうなものだとわかったが、説明パンフがすでに超絶に面倒くさそう。これでまず人を逃している。
で、私の場合はそもそもマイナンバーカードの「電子証明書」が失効していたので、マイナポイント申請までたどり着けず断念。「役所に来い」ってさ、たかだか最大5000ポイントのために時間かけて行くかっての。
2万円で5000ポイント。一瞬お得なように見えて、マイナンバーカードを作り、IDを発行し、特定のポイントサービスと紐付け、ようやくマイナポイントに申し込みができる・・・って、工程が多すぎである。
マイナンバーカードを持っていても、電子証明書が失効していたらやり直しだ。何が嬉しくて「最大」5000ポイントのために役所まで出向くのだ。
普通に考えて、時給換算すれば「役所に出向く数時間」がまったく5000ポイントに見合っていないのである。
本気でマイナンバーを普及させたかったら、「無事故無違反なら紐付けで免許更新20年間免除(講習はネット受講でOK)」とか、「NHK・上下水道基本料金・電気基本料金・ガス基本料金・携帯電話基本料金・ネット基本料金と紐付けで3ヶ月無料!」とかやれば、あっという間に普及する気がする。
民間ですら、自社ポイントカードの普及・自社サイトへの登録誘導に滅茶苦茶苦労しているのである。現時点でまったく何の特典もないカードに、わざわざ手間をかけるか、という話。
ではまた。
顔の巻
スマイルマークその1

スマイルマークその2

以上です。
ではまた。