また、地震による津波の危険性があるとき(大津波警報・津波警報・津波注意報)は、海や川(津波が遡行する危険性がある)には絶対に近付いてはならない。特に海や川の水位が急激に低くなった時は、大きな津波がやってくる前の引き潮の影響が考えられるため、ただちに高台に避難する。
(増水の要因)
(増水のサイン)
(増水の危険個所)
<遊泳>
もっとも危険なのが、岸から沖へと向かう海水の強い流れである「離岸流」です(リップカレントとも)。いったん離岸流に入ってしまうと、基本的には流れに逆らって岸に戻ることは難しいとされます。離岸流に入ってしまったと気付いたら、絶対に慌てず、陸に向かって泳ぐのではなく、海岸と平行に泳ぐことで脱出を試みます(離岸流の幅は10~30mとされる)。
なお泳ぎに自信がない、体力が消耗している、強風で平行に泳ぐことが困難といった場合は、無理に泳ぐと体力を消耗して溺れる危険性があるため、そのまま浮いて救助を待つという手段を取ったほうが安全なケースもあります。
<川遊び>
川の地形は複雑で、曲がり方・傾斜、川幅や深さ、岩の位置などによって流れの速さがまちまちで、急な急流に流されたり、浅く見えたところが急な深みにはまって溺れる、などの危険性もあります。ライフジャケットを着用すること、また決して単独行動をしないこと、が大切です。
また、川の水はさらに上流部での農業・生活排水、動物の糞尿(畜産排水を含む)などで、見た目のきれいさ以上に汚染されている場合があります。むやみに飲用することは避けましょう。特に、流れがなく「水たまり」になっているところは思わぬ感染症等のリスクもあるため、入水すること自体を避けたほうが安全です。
<釣り>
岸壁や磯場・岩場など足場が不安定な場所で行うことが多いため、水中への転落や足を滑らせての怪我が多いレジャーでもあります。「立入禁止区域」に近付かないことは原則として、必ずライフジャケットを着用するとともに、転落時に緊急通報ができるよう、スマートフォンを防水パックに入れて身に着けておくことも有効です。
また、釣り場の環境に合わせ、「脱げにくい」「滑りにくい」履物を使うことも重要です。
<サーフィン>
自分の技量や体力を過信することで、沖に出過ぎたり、流されて岸に戻れなくなったりする事故が目立つとされます。単独行動はせず、十分な準備をして臨むことが重要です。また、ウェットスーツを着用することで、万が一の際に浮力と体温の維持をはかることができます。
<プレジャーボート>
運航不能による海難を防ぐため、天候を確認し、出発前の点検を必ず行います。乗船者全員のライフジャケット着用、連絡手段の確保をはかります。
衝突事故を防ぐため、周囲を見回す(見張りの徹底)、航行禁止エリアや遊泳区域に絶対に入らない(海上交通ルールの励行)が不可欠です。