11/21,22 ・・まさかの大量出血と血尿!?(その2)

(前回の続き)

秋本番。「♪まっかだなー、まっかだなー」
どうりで痛いと思ったら、当たり前です。こんなに血が出ていたのですから・・・。

パンツも真っ赤なら、お尻も真っ赤。ということで、とにかくこの真っ赤に染まったお尻を何とかしなくてはならない!!!

夜遅かったのですが、まずは病院に電話しました。
「大量に出血したら、24時間すぐに連絡しろ」と言われていたので・・・

・・・

「締めたゴムが擦れて、肉を切ってしまい、出血したんでしょう。このあと血が止まるようであれば、心配はいらないと思います」と。

しかしこれは、手術後最大の出血。もう2か月以上経っているというのにこの出血。
「心配はいらない」と言われても、かなり不安です。

でも原因がわかったのは助かりました・・。

体をひねり回したいくらいの激烈な痛みの原因は、ゴムの締め付ける痛みではなく、切り傷の痛みだったわけです。

しかし本当にこれは痛い・・・。ズキズキズキズキ・・・。

あ、そうだ!血尿も出たんだった。
これも併せて病院に相談することにしよう・・・。

・・・

これも結論から言うと、「様子を見ましょう」ということでした。

「血尿が急に出たのは、ロキソニンの副作用では?」と聞いても、「ロキソニンで急性腎炎になることもあり得るが、副作用としては発生確率も低く、すぐには断定できない」と言われました。

むしろ、「水分不足だと、尿の色が濃くなることもあるんですよ。今日は寒かったですし、水を飲む量が少ないと、成分が濃縮されて。だから、真っ赤な尿が出ない限りは、すぐに血とは言い切れないんです。まずはとにかく水をたくさん飲んでみてください。それでも心配なら、(痛みが我慢できるようだったらだが)あまりロキソニンに頼らないようにすればいいのですがね」と。

ああ模範回答・・。
痛みを我慢できないからもしロキソニンが飲めない体質だったら困ると思って質問したのですが・・

しかし確かに、せきをしてもくしゃみをしても、尿を出してもお尻が痛むものですから、意図的に水分摂取量やトイレに行く回数を減らしていたのは間違いありません。このお話を聞いて、すぐに水を1リットル飲み干しました(←極端www)

ちなみにそのあとトイレに行ったら、もっと濃いワイン色の尿が出たのです。しかも、かなり鉄クサい・・・明らかに血尿です。血尿なんて出したことなかったですが、どう見ても血が尿に交じっていると直感的にわかる・・・。これは、まぁ・・ロキソニンの副作用でしょう・・・

***

夜も遅いので、もうとにかく今はお尻の掃除と、今の痛みをどうにかするしかない・・・痛すぎて吐き気すら催してきましたよ。脂汗ばかりが出てきて、意識も朦朧と・・

まずは、お風呂で真っ赤に染まったお尻を洗うのでした。
しみるしみるしみるしみるしみる・・・・・・・・・

お尻が・・・とにかく痛くて・・・どうしようもないので、もう寝ることにしました。
少し前に飲んだ水1リットルが効いたのか、寝る前のおしっこは普通の色に戻っていました。ちょっと安心・・・

***

夜。寝返りを打つたびに痛むお尻。
ズキ、ズキ、ズキーッ という3ビートのリズムが、夜通し続きました。

痛みで1時間ごとに起きて、ちょっとでも動くと激痛。
痛い。痛い・・・痛い!!!

血尿が怖くてロキソニンを控えてきましたが、あまりの痛みに耐えきれず、バナナを片手にロキソニンをゴクリ。これが午前4時半。

ここからはようやくウトウト・・・
翌朝(11/22)がフレックス勤務だったので、8時半まで寝ていました。起きると少しだけ楽になっていました。傷が塞がったかな・・・?

実質睡眠は4時間を切っていて、熟睡感ゼロ。
・・・全身がだるく、とにかく痛いし気持ち悪い。
そこへなぜかいきなりの便意で排便へ向かう。これがまた大声で叫ぶほどしみる・・・

10時過ぎの遅めの出社。
いつもなら電車に座れるのに、この時ばかりは1度も椅子に座ることができませんでした・・

いつまで続くこの痛み・・
よく、痔瘻経験者の話を伺うと、「ゴムが取れる1か月前が最大の痛み」というのを聞きますが、これは本当かもしれません。

とにかく痛い・・・!

<その他のメモ>

※ちなみにこの日(11/22)も夜に血尿が出ました。したがって、その翌日(11/23)は痛みに耐えながら、ロキソニンを飲むのを控えてずっと床に伏せっていました。すると、血尿はまる一日、ついに出ませんでした。状況証拠からして、血尿がロキソニンのせいなのは間違いありません。

※この記事は11/24の0:10に書いていますが、ようやく現況を振り返れるほどに状態がよくなったわけです。本当にこの3日間は苦しかった・・・手術後最大の苦しみを味わったといっても過言ではありません。痔瘻、恐るべし・・・。