こっちが聞きたいわ。

忘れもしない3月7日。この日、東京は雪でした。

会社を午後半休して、激しく痛むお尻を見てもらいに、同じ病院へ。
お医者さんは半ば呆れた顔で、「またできちゃったの?

妊娠みたいに言うな!こっちはやりたくてやったんじゃないやい!

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で、同じように切開手術。もう慣れていたので、お手の物。
局所麻酔もなんのその。大声で叫びました「んぐおぉぉぉ」って。痛いものは痛い。

「うーん、この前は化膿していたから、全面的に切らなかったんだよね。残っていたんだねぇ・・」と医者。

いやいや、全面的に切ってくれればよかったのに!

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でもまぁ、これで腫れも引き、痛みはうそのようにおさまったのです。

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この週、あの東日本大震災が、我が国を災禍に陥れます。
見事に帰宅難民になった私は、しかし、1週間早く治療ができたことに、ひそかに「感謝」の念を抱かずにはおれませんでした。

あの騒ぎの中、お尻が激痛だったら、次の日帰宅すらできなかったかもしれません(あの電車の混み方は尋常ではありませんでしたから・・・)。