1日10回はお尻を洗うように(これを座浴といいます)、と厳命されているので、1時間に1回はお尻をセコセコと洗っている私です。結構気持ちよくて、ハマります・・

手術創はお尻の形を変えないために基本的に縫わないでそのままなので、傷の治りをよくするためにも、「汚れを落とし、できるだけ湿らせておく」ことが大切というのはよくわかります。最近流行の湿潤療法にも似ているなぁ・・などと思いつつ。まぁ・・ちょっと違いますが。

ようやく入浴許可が出たのでシャワーを浴びて、お風呂に入ります。
傷口がしみるのかと思いきや、生物は海から生まれただけあって、却って濡れていたほうが傷口は痛くないということを再確認。こわごわお尻を触ってみると、すごい穴が開いている!そして、ゴムがしばりつけてある!

私が受けた手術はシートン法と言って、痔の瘻管にゴムを括り付けて、人体の異物排泄作用によってゴムごと肉を(自然に)そぎ落としていくという摩訶不思議な治療法。

ほぅ・・こうやってゴムを結ぶのかぁ・・などと妙に納得するのでした。