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「意識高い系」を標榜するつもりはないけれども、それでも生活習慣を変えると人生が変わる、というお話。

1日の予定をグラフにしたものをよく見かける。これを自分で実際に作るとなると、小学生の「夏休みのしおり」よろしく手書きならばともかく、Excelでそれなりにがちゃがちゃいじらないと作れないので結構面倒なのだ。

そこで救世主となるのが、「24時間サークルメーカー」。非常に使い勝手がよいので、是非とも紹介したい。

さて、これで作成したのが適応障害でぶっ倒れる直前の私の24時間の使い方(ちなみに「通勤時間」がないのはテレワーク中心になっているから)。

いやぁ・・・これは酷い。朝から晩まで働き詰めで、まさにワーカーホリック。考える時間もなければ、運動の時間もない。これじゃあ、心を病むのは当たり前である。今振り返ればそうやって冷静に思えるのだが、当時は「休めるわけ、ないだろう」と本気で思っていた。危険だった。

そして、今。復職して元気に生活しているわけだけれども、まったくグラフの形が違っていて驚いた。

睡眠、運動、食事、読書、団欒に趣味、そして仕事。まさにワークライフバランスの整った生活だ。頭の中の靄のようなものが雲散霧消し、心身ともに快活そのもの。

仕事の時間を決めてメリハリをつけて生活をすることで、生活全般に「張り」が出てきたのである。

今思えば、なぜ寿命を縮めるような生活をしていたのか本当に謎としか言いようがない。生活改革は、人生を確実に変えてくれるのだ。


2022年8月27日

メタ思考、アナロジー思考、抽象化思考。一般的に「賢い」とか「頭がいい」とされていいる人の思考方法は、要するに具体と抽象の世界を行き来して、物事を俯瞰的かつ大局的に捉えるというところにあります。

この思考法の優れているところは、全体像を捉えられるので部分最適ではなく全体最適で考えやすい、課題を個別の打ち手ではなく全体の枠組みの設計から捉えられるので根本解決がしやすい、常に解決思考・未来志向なので物事を推進しやすい、など枚挙に暇がありません。

いわゆる「プログラミング思考」というのも、広い意味でこの抽象化思考と言えるでしょう。プログラムそのものが、物事の解決方法の数値化・言語化・抽象化そのものだからです。

このような思考法を子どものうちから鍛えるにはどうしたらよいか。私がお勧めするのは、何と言っても「ことわざ」です。

ことわざは、世の中の様々な出来事に対する教訓や戒め、留意点を、まさにアナロジーによってメタ認知に次元を上げてくれる人類の英知です。

小さいうちからこどわざに親しむことによって、間違いなく、その子のメタ認知能力は鍛えられるのです。

お勧めは、くもん出版の『ことわざカード』を与えてみて、ことわざそのものに興味を持たせることからはじめることです。我が子が3歳のときに(蚊に刺されてけがをしていた)、公園の遊具で頭をぶつけたときに、「これが泣きっ面に蜂だね」と叫んだときは、「ことわざって凄い」と本気で思いましたからね。

そのうちひらがな(できればカタカナも)が読めるようになったら、小学館の『ドラえもん 国語おもしろ攻略 ことわざ辞典』を与えてみましょう。1ページに1つ、ドラえもんの四コマ漫画でことわざを紹介する形式になっており、楽しみながら自然とことわざを覚えることができる優れものです。

現在は改訂新版になっていますが、初版は1991年ですから、優に30年以上のロングセラーです。どれだけ読み継がれてきているか、これでわかるでしょう。(1分200字くらいのペースで)一人読みができれば、4、5歳くらいからでも十分に楽しめるはずです。

ドラえもんの学習漫画シリーズは非常に内容がしっかりしているので(しかもちゃんと面白い)、一人読みができなくても、まずは「読み聞かせ」をしてあげてもよいかもしれません。最近のお勧めは、『ドラえもん はじめての数え方』です。こちらの初版は2018年と最近ですね。


2022年8月20日公開

『猛暑』

猛暑である。しかし、高齢者ほど以前の慣習にとらわれて、日中にエアコンをつけないとか、夜も(夜中にトイレに起きないように)水分補給を控えて寝るとか、非常に危険なことをしてしまうらしい。

すでに昔の夏とは違い、体温並みの気温がデフォルトになってしまった。こうなってくると、室内においてもしっかりと「暑さ対策」をしなければ、本当に危険なことになってしまう。もはや「災害級」なのだと心得たい。

都市部では、日中の熱がコンクリートやアスファルトに蓄えられて夜間にその吸収された熱が放出されるため、日没後も気温が30度以上あるということが普通になってきた。

建物内も同様で、日中に受けた熱が夜の部屋にこもり、部屋の中でさえ何もしなければ30度あるということももはや日常茶飯事である。

こうなってくると、「外で運動をしなければ大丈夫」というレベルではなく、夜であっても真剣に熱中症を心配しなければならなくなってくる。

躊躇なくエアコンを使用すること、こまめに水分補給をすること、食事をしっかりとること、十分に睡眠をとることーなどを通じて、「暑さ」から身を守りたい。

(478文字)

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余りに暑くて、なんとなーくメモ帳に書いていたら新聞のコラムっぽい感じになったので、載せることにした。


2022年8月2日公開

「2021年末の紅白の視聴率が過去で一番低かった」と。まだまだコロナ禍で、かつ、裏番組の「笑ってはいけない」もなかったというのにこの数字。

まず、テーマの「カラフル」というのがよくわからない。「紅白」で「男女」を分けるというのが古いというなら、運動会のように「紅組」「白組」を混成すればよかったのではないか、と。

次に、唐突にSDGsなどの怪しい単語を混ぜてくるのがいただけない。いつから紅白は「24時間テレビ」になったのか。酒飲んで炬燵に入りながらボーっと見るものなのに、なんで受信料払ってまで偉そうに「説教」されなくてはならないのか。突き詰めると、「紅白を放送しないことで電気も使わないから、そのほうがエコだよ」ってことにならないのか。そのあたりはどうなのか。

そして、歌だ。どうして歌手に持ち歌を歌わせず、他者のカバーを歌わせるのか。そして、ネットでフルを聞ける時代にどうしてカット版の歌やメドレーを中心に流すのか。

昨年、衝撃をもって受け止められた「若い人が本当にテレビを見ていない」という事実(NHKの国民生活時間調査)。

「若者のTV離れ」を防ぐための番組構成は、そもそもテレビを見ていない若年層にはまったく響かず、主たる視聴層である中高年層をも離れさせた。一体、何を見せたいのか。

・・・ということで、よくわからなかった21年の紅白。22年。ポリコレやら何やらでもう「男女」で戦うのが難しいなら、もう、めでたいという意味での「紅白」のフレーズだけ残して、「紅白・歌の祭典」とかにしてはどうか。こうなるともはや、「Mステ」と何も変わらなくなる気がするが・・・

2022年1月2日

当サイトトップページにあった「新着情報」と「毎日更新を目指す Nicky(日記)」の2つが、おそらく不正アクセス(wordpress狙いの)に遭って、完全に破損しました。データベースは幸いにして残っているものの、WP系のフォルダのどこにバックドアが仕込まれているか分かったものではないので、安全のためWP関連のすべてのファイルを削除しました。

また、不正があったと思われる日付を特定し、当該日付以降において更新されたすべてのファイルの洗い出し・・すなわちサイトのクリーンアップを実施し、かつ、今後の対策として現サーバーにおいてWordpressを使用することは今後中止することとしました。

新着情報は、細かいサイト内のコンテンツ追加の情報を2020年3月?2021年8月までの1年半にわたって記録していたものなので、この間の更新履歴が記録として消えてしまったのは正直辛いのですが、もうどうしようもないのであきらめます。というか、もうなくてもいいか、と思っています。

Nickyは、20年の年末から21年の5月にかけて、ほぼ半年毎日更新してきたコンテンツなだけに、記事数もおそらく150本近くはあったのではないかと思うのですけれど、消えてしまったものは仕方がない。あきらめました。

結局のところ、動的なコンテンツって危険なのだということ。
一番アクセスの多い「遠足新報」なんかは、同じウェブログでもHTML生成なので、ある意味ファイルの破損がなく、助かったわけです。静的なサイトのほうがいいとつくづく思い知らされました。

携帯からも更新できるしそもそもスマホ最適化されてるし、WPいいじゃん!とか思っていたのですが、このサイトはそういうのは向いていないんだな、と改めて思いました。


2021年12月7日公開

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