遠足新報
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巨人の星/登場人物は何回泣いた? ―全199シーンリスト―

汗と涙と根性で織り成される野球劇画『巨人の星』。
今回は、主人公・飛雄馬、そして登場人物たちが、
「目の幅涙」を流したシーンをリスト化してみました。

登場人物の涙の数: 199シーン559コマ

・・・実に多いですね。泣きすぎです。
ちなみに、一番泣いているのは、飛雄馬です(下図)。

では、キャラごとに細かく分析してみましょう。

●星飛雄馬

目の幅涙: 61シーン214コマ

ページ コマ数 詳細
1-17 11 長嶋茂雄の入団会見に紛れ込み、父仕込みの魔送球を投げつける飛雄馬。
それを長嶋に見破られ、父の魔送球が通用しないと知り、悔しがって泣く。
そのまま、「ちくしょう」と泣きながら家に帰る。
1-23 1 長屋の連中に父・一徹のことを馬鹿にされ、悔し泣きをする飛雄馬。
1-28 3 姉・明子に、父の魔送球が見抜かれて悔しいという自分の心の中を見透かされ、思わず泣いてしまう飛雄馬。
1-80 1 大リーグボール養成ギプスをつけながら朝食。あまりの苦しさに、「おれはとうちゃんのあやつり人形じゃないやい」と泣き出す 。
1-122 6 早実のエース・王貞治との勝負に負け、「野球って厳しいものだ・・・そしてすばらしいものだ・・・」と達観。「野球には命をかけるねうちがある」と1人涙を流す 。
1-213 3 飛雄馬の高校進学のため(※飛雄馬はそうと知らない)昼夜ぶっ続けで日雇い仕事に精を出す一徹の姿を見て、静かに涙を流す。
1-228 5 飛雄馬の高校進学のため、飛雄馬の名で貯金通帳を用意しておいた一徹。それを見て、「ありがとうございます」と、ただただ涙する。
1-270 1 青雲高校合格を契機に、大リーグボール養成ギプスを外す飛雄馬。「とうちゃんありがとう」と涙する。
2-198 1 紅白戦の苦闘の末、勝利した飛雄馬は小宮先輩からエースの背番号1を譲られ、涙する。
2-204 1 一徹コーチから「チームワークとはさまざまな人間が集まり おたがいの長所短所で 戦い みがきあい 血みどろになってきずくものだ」ということの本当の意味を学び取り、感動で涙する飛雄馬。
2-262 3 双葉商との苦戦の末、甲子園の切符を手に入れた青雲高。感動で涙する飛雄馬。
2-367 1 牧場から左門の苦労談を聞かされ、静かに涙する飛雄馬。
3-24 13 伴から、"兄を甲子園に送り出した代わりに冷たい親戚の下で重労働に耐える妹や弟たちの境遇"を思い出させられた飛雄馬。彼らを案ずる余り、マウンドで涙を流し続ける。何と8ページも泣き続けるという 異常事態に。
3-36 3 (明子の回想シーン)野犬狩りの手伝いをした飛雄馬。捕まるまいと必死に抵抗する犬の様子を見て、涙をとめどなく流す飛雄馬。
3-68 1 飛雄馬に破れた左門に、巨人の川上監督が目をつけたことを知り、「よ・・・よかった・・・・」と涙で声を詰まらせた飛雄馬。
3-114 3 紅洋高校に破れた飛雄馬。花形に血染めのボールを投げていたことを見抜かれ、「知られたくなかった」「すべてはおわったんだ」と、爽やかに泣く。
3-121 3 お互いをライバルとして認め合い、花形と抱き合う。そして涙。
3-128 8 明子、そして一徹に暖かく迎えられ、「ね・・・ねえちゃん・・・・」「とうちゃーん」と泣きじゃくる飛雄馬。
一徹の「飛雄馬よ 不死鳥となれ!」という言葉を受け、再び巨人の星を目指す決意を新たにした。
ページ コマ数 詳細
3-183 1 一徹に「伴PTA会長闇討ち事件」で「おまえほんとうにやったのか?」と問われ、溜まらず泣き出す飛雄馬。
3-363 1 (川上の回想シーン)長嶋茂雄の入団会見で魔送球を投げ、涙を流す飛雄馬。
4-20 1 飛雄馬を入団テストに追い込んだ川上監督の真意を知り、嬉しさに涙する飛雄馬。
4-23 6 川上監督から栄光の「背番号16」を譲られ、感動の涙を流す飛雄馬。ただひたすら一徹と飛雄馬の為に尽くした姉への感謝も込めて・・・
4-47 6 花形と左門をあきらめ、飛雄馬を巨人入りさせた川上監督の心意気を想い、涙する飛雄馬。
4-121 2 王・長嶋に打ちのめされた飛雄馬。「雨よおれの思いあがりとかんぐりをたたいて・・・・たたいて洗い流してくれっ」とマウンドの上に胡坐をかき、涙ながらに反省する。
4-132 1 巨人から去る大内山先輩の去りゆく姿を見て、共に涙する飛雄馬。
4-260 1 一徹から、坂本竜馬の「いつ死ぬかわからないが いつも目的のため 坂道を登っていく 死ぬときは たとえ どぶのなかでも 前のめりに死にたい」という格言(編注:出典不明)を叩きつけられ、「熱い異男の血潮をもろにあびたみたいだ」と感動する。
4-310 5 伴に「球質の軽さ」を指摘され、「巨人の星を目指した そ その結果が 終点が・・・ ホームラン配給王かぁ」と、絶望に狂う飛雄馬。
4-320 4 恵まれない体格と球の軽さに絶望した飛雄馬だったが、伴に柔道の極意を秘めた荒っぽい励ましを受け、感動の涙を流す。
4-355 5 台湾キャンプへ向かう飛雄馬。一徹からの独立のさびしさ・心細さのため、そして独立の感動のため、機中で1人泣く飛雄馬。実際に泣くだけでなく、脳内の飛雄馬も涙を流している・・・。
5-52 2 台湾キャンプで足を負傷した金田の、チームをいたわる姿を見て涙で目を曇らす飛雄馬。
5-56 4 涙で目を曇らせたため、大暴投をした飛雄馬。バツとしてグラウンド1周を命ぜられる。泣き続ける飛雄馬。
5-58 2 (飛雄馬の回想シーン) 罰走しながら、5-52のシーンを思い起こす飛雄馬。
5-78 3 「金田メモ」をヒントに、大リーグボールを目指す糸口を掴んだ飛雄馬。感動の涙を流しながら、ラインを引く飛雄馬。
5-189 2 左門にホームランを打ち込まれ、速球投手としての投手生命にピリオドを打った飛雄馬。マウンドに崩れ落ちて、泣く。
5-201 1 (花形の回想シーン) 5-52のシーン。
5-338 2 王に大リーグボール1号で完勝!伴と抱き合い喜ぶ飛雄馬。
5-350 2 左門と共に暮らせることになったかわいそうな弟・妹たちの姿を球場に見て、嬉し涙を流す。
5-384 9 大洋戦での大リーグボール1号の成功で、左門を破った飛雄馬。
試合後、取材陣の前で「この大リーグボール1号を・・・とうちゃん・・・・い・・・・いや・・・・・・・・父 姉 貴重なはげましをいただいた金田さんや監督はじめチーム諸先輩 そして・・・・ 無二の協力者であったこの親友伴に・・・・ささげます」と、伴と抱き合い喜ぶ。
6-81 8 (一徹の回想シーン)5-52のシーン。
6-155 4 翌日の新聞の大見出しが「かがやきわたる巨人の星!破竹の九連勝!」というコピーになることを知った飛雄馬は、感動の極みに至りただただ涙を流す・・・
6-245 13 花形に大リーグボール1号を予告ホームランされた飛雄馬。上半身を破壊され、倒れ、担架で運ばれていく花形の姿を見て、そのライバル魂に感激の涙を流す飛雄馬。
7-271 4 宮崎キャンプ。最愛の人・日高美奈の死期が近いことを知り、ただ涙を流す飛雄馬。
7-285 4 (飛雄馬→一徹の手紙の中で)死期のおとずれを告白する美奈の言葉に、涙を流し続ける飛雄馬。「ああっ・・・おれには青春がないなんて思ったが こんなすばらしい人を愛したんだ もう青春なんかいらん 終われ!!」とまで・・・
7-322 5 美奈の死に直面し、絶望する飛雄馬。
7-337 15 美奈の葬儀。その現実に直面し、ただ涙を流すしかない飛雄馬・・・
8-30 1 美奈の死から立ち直れない飛雄馬。球拾いをしながら、涙を流す・・・
8-240 1 大リーグボール1号(改良版)を一徹・オズマのコンビに粉砕された飛雄馬。「息たえたんだっ 二度と立ち上がりようがないんだっ」と泣く。
8-254 1 (飛雄馬の回想)幼少時代、一徹の野球スパルタ教育を嫌がり、泣きながら「トウチャンノバカ」と柱に刻んだ飛雄馬・・・
8-359 1 大リーグボール2号に開眼した飛雄馬。協力者・伴に泣きながら抱きつき、礼を述べる。
9-93 5 消えた明子に帰ってきて欲しいと、テレビの前で涙ながらに訴える飛雄馬。
9-99 1 (伴の回想)甲子園の熱闘、3-121のシーン。
9-165 2 引退する金田投手の後姿を涙で見送る。
9-201 1 帰国するライバル・オズマを涙で見送る飛雄馬。
9-231 4 伴が明子に恋していること、そのためにも飛雄馬に尽くすことが伴の友情であること・・・そんな伴の心からの告白を知り、涙を流す飛雄馬。
9-232 6 伴の中日トレードが破談となったことを知り、伴と共に喜ぶ飛雄馬。
10-27 4 中日に移籍する伴・・・それを見送る飛雄馬・・・
11-20 4 お京の愛を感じ取り、涙する飛雄馬。
11-106 1 (一徹の回想)甲子園の熱闘、3-121のシーン。
11-172 1 (花形の回想)飛雄馬の少年時代、涙を流しながらマウンドに立つ飛雄馬。
●星一徹
目の幅涙: 20シーン42コマ
ページ コマ数 詳細
1-82 1 大リーグボール養成ギプスに反発し家を飛び出した飛雄馬の姿を見て、自棄酒を飲み、1人静かに涙を流す一徹。
1-135 1 家出した飛雄馬が改心。自棄酒におぼれる一徹を止めに入る。それを知らぬ一徹、「くたばっちまいやがれっ」と泣き怒り。
1-198 1 不良野球チーム「ブラック・シャドーズ」のエース花形に勝利した飛雄馬。「とうちゃんに褒めて欲しい」と考えた思いあがりを、王選手の練習風景を見て、ひざを折って反省。それを見ていた一徹、「おれがとび出していってだきしめたいのはいまそうして反省するおまえだ!」と涙。
2-264 1 甲子園の切符を手に入れた青雲高。「目にあせがしみたのさ・・・」と夕日に向かって泣く一徹。
3-129 1 傷つきながらも殊勲の戦いを経て甲子園から帰って来た飛雄馬を迎え、静かに涙を流す一徹。
4-24 3 巨人入団が決まった飛雄馬をただ涙で祝う一徹。
4-202 1 飛雄馬から初月給で革ジャンパーのプレゼントを受け取った一徹。その思いやりに涙する。
5-386 1 飛雄馬の大リーグボール1号の成功をテレビで見て、感動で涙する一徹。
6-51 1 飛雄馬が花形に勝利!「欠点を努力によってむしろ長所ならしめる・・・・ わが子ながらこの人生においてこれほど美しい勝利はない!」と涙する一徹。
6-162 2 翌日の新聞の大見出しが「かがやきわたる巨人の星!破竹の九連勝!」というコピーになることを,星からの電話で知った一徹は、受話器の向こうで涙を・・・
6-184 6 死球を受けて退場した王。その後、見事なホームランを打った長嶋に感動し、背にもたれて涙を流す。
6-222 4 花形に大リーグボール1号を打ち込まれた飛雄馬。花形の男らしさに感動すると共に、我が子を案じ、複雑な涙を流す一徹。
6-369 1 飛雄馬が改良の末「大リーグボール1号」を完成、阪急打線に勝った・・・親として喜ぶ一徹。
7-167 1 川上監督から、飛雄馬の血には、一徹を支えた母の情熱も入っていると言われ、涙を流す。
7-179 5 長屋を出て行った明子。
大リーグボール養成ギプスを手に、飛雄馬が幼き頃の3人の生活を思い起こし、1人静かに涙する一徹。長屋の住人は、「に 人間がよ あんなにさびしそうにしているすがたってはじめて見た・・・・」と。
7-285 2 最愛の人・日高美奈との愛にふける飛雄馬。美奈の死は目前・・・親として、それでもなお「巨人の星をとれ」「愛をすてよ」などと言う権利はあるのか・・・否か・・・悩み、深く涙する一徹。
8-109 2 飛雄馬の再起を知り、感激の涙を流す一徹中日コーチ。目薬で涙を誤魔化す。
10-192 6 「ボール」の大リーグボール2号を「打て」と命じてしまった一徹。その理由は父にいじめられ、親友に叩かれ、チームの為にかび付いた大リーグボール1号まで投げて戦う飛雄馬の姿にふと涙し、サインを出し損ねたからであった・・・伴に土下座して涙ながらに謝る一徹。
11-130 2 大リーグボール3号を完成させた飛雄馬。
星一徹流の野球から外れたことを知るや「完全な別人」「完全な敵」と断じ、「子が完全に親を乗り越えて対等の敵となる・・・・父親のよろこびこれにまさるものなし」と泣く。
●星明子
目の幅涙: 31シーン81コマ
ページ コマ数 詳細
1-28 8 泣きながら帰って来た飛雄馬を見て、一緒に泣く明子。
1-166 1 巨人の星を目指す、と誓い合う星親子の様子を見て、「その日まであたしは(編注:長屋の人たちに)あやまり役をつづけるのね いいわ これでいいのよ・・・」と感動して涙を流す明子。
1-214 1 飛雄馬の高校進学のため(※明子はそうと知らない)、昼夜ぶっ続けで日雇い仕事に精を出す一徹の姿を見て、飛雄馬と共に静かに涙を流す明子。
1-228 2 飛雄馬の高校進学のため、飛雄馬の名で貯金通帳を用意しておいた一徹。「明子にはさんざん苦労をかけた」と労う一徹。それを見て、「いいえあたしの苦労なんか・・・飛雄馬 よかったわねえっ」と、涙する。
1-270 2 高校合格を契機に、大リーグボール養成ギプスを外す飛雄馬。「とうちゃんありがとう」と涙する?様子を見て、台所で密かに涙する明子。
2-264 1 甲子園の切符を手に入れた青雲高。ラジオを聴きながら、静かに涙する明子。
2-341 2 長屋の人たちが、飛雄馬の甲子園出場を知って挙って応援。それを知った明子、「とうとうこの日がきたんだわ・・・ 長屋の人たちにかわり者よばわりされ ばかにされつづけた わたしたち一家に・・・・」と密かに涙する。
3-128 6 飛雄馬の「血染めのボール」の事情を知った明子、「みなさん この飛雄馬はあたしの弟・・・・あたしのほこりです・・・・」と泣く。
3-150 5 伴大造PTA会長の気まぐれのため、突然の野球部解散が決定。飛雄馬の活躍の場が消滅・・・「かわいそうに飛雄馬は・・・」と伴に泣きながら抗議。
3-153 3 突然の野球部解散で自棄酒を飲もうとする一徹を必死で引き止める明子の目には涙が。
4-24 3 飛雄馬の巨人軍入団。嬉しさの余り泣き崩れる。
4-260 1 投手としての致命的な欠点を抱えながら、それを考えずに戦い抜かんとする飛雄馬の姿を見て、涙を流す明子。
4-128 5 もし飛雄馬が傷ついて帰って来たときはあたたかく迎えてやろう、とふと親心を見せた一徹の心に触れ、涙を流す明子。
5-207 3 速球投手としての生命を絶たれた飛雄馬が行方不明になったと知り、たまらず泣き出す明子。
5-212 2 傷つきながらも、友を思いやる手紙を出した飛雄馬の優しさを知り、涙する明子。
5-386 2 飛雄馬の大リーグボール1号の成功をテレビで見て、「あたし野球のことはよくわからないけど でも おとうさんの子は・・・・ あたしの弟はとにかくすばらしいことをやったのね 男として勝ち 野球人として致命的な欠点にもかったのね」「ねっ おとうさん!」と涙する。
6-222 1 花形に大リーグボール1号をホームランされ、涙する明子。
7-39 4 野球ロボットともいえるオズマと戦う飛雄馬の姿に、野球以外の青春なき「野球人形」の面影を見た明子。その不安に駆られ突如、泣く・・・泣き続ける・・・
7-51 1 明子の「野球人形」発言を聞くや、一徹は明子に強烈なビンタを食らわせる・・・
飛雄馬が人形から独立して人間となったとき。飛雄馬は父親から独立する・・・その悲しい予感に、明子は泣き続ける・・・
7-98 5 オズマに勝利した飛雄馬・・・しかし、明子は飛雄馬の悲劇を案じ、泣き続ける・・・
7-117 1 正月。凱旋帰宅した飛雄馬の雄姿を見て、「まあ別人みたいにたくましくなって・・・・」と涙で迎える明子。
7-135 2 オズマとの対談で、自分が野球人形であることを、信じたくないが勘付かせられてしまった飛雄馬。人間として生きるためにどうすればいいか・・・必死で悩む。その姿に、明子は再び涙する・・・
「おとうさんにさからってもねえちゃんは応援してよ!」
7-167 1 川上監督から、飛雄馬の血には、一徹を支えた母の情熱も入っていると言われ、涙を流す。
8-52 5 上りくる日、しずみゆく月を見た飛雄馬は、大自然の夜明けを見て、「日はまた昇る」ことを感じ取る。美奈に別れを告げ、悲しい死から立ち直る。
8-58 2 再起した飛雄馬に掛けよる伴・・伴と抱き合い、再起を喜ぶ飛雄馬・・・
8-103 2 イースタンリーグの対アトムズ戦で星は大リーグボール1号の復活を果たす。捕手・伴は感激の涙を流す。「星よ!・・・おまえっちゅう男は やっぱり ううっ・・・・・・・・要するに男じゃ」と。
8-146 1 飛雄馬と一徹・オズマコンビの対決迫る?マンションの一室から、日曜日のドライブコースの相談をする家族の様子を眺め、「ああいう親子もあるんだわ・・・・」と涙する明子。
8-242 1 大リーグボール1号を粉砕されて落ち込む飛雄馬を見て、涙を流す。
8-244 3 大リーグボール1号粉砕のショックで、行くあてもなく外をぶらつきに出る飛雄馬の後姿を見て、涙する明子。
8-269 3 泣き言を言う飛雄馬を見て、飛雄馬にビンタを与える明子。「大リーグボール2号」の出現を願い、ハッパを掛ける。
10-19 2 道を迷う伴に対し、「青春にはけっして安全な株を買ってはならない」?とハッパを掛ける明子。
ショックを受けた伴、言葉ついでに明子に愛の告白をしようとするが「その先をおっしゃらないで!! まだ青春の門の外でさまよっている大きなぼうやがそんな告白だけ青年なみにしてはおかしいわ」と拒否。 帰り道。「思いあがったまねを ざんこくなことをあたしはしでかした」と1人泣く明子。すべては伴の将来のために・・・
●伴宙太
目の幅涙: 40シーン105コマ
ページ コマ数 詳細
2?198 1 飛雄馬が小宮先輩からエースの背番号1を譲られるのを見て、涙する伴。
2-262 2 甲子園の切符を手に入れた青雲高。飛雄馬と共に、「ううう・・・」と涙する伴。
2-272 4 甲子園へ向かう新幹線の中で、飛雄馬から一徹監督の引退理由を聞く。一徹の引き際のあまりの男らしさに、涙を流す伴。この後トイレに閉じこもって号泣。
2-367 1 牧場から左門の苦労談を聞かされ、「うおーん」と泣き出す伴。
3-106 3 左手の怪我を必死に隠してボールを投げ続けた飛雄馬に感動し、ベンチ裏で泣く伴。
3-120 2 甲子園敗退。第二投手小宮に対する星の優しい心遣いに思いを馳せ、涙する。
3-120 3 感動して抱き合う星と花形の横で立ちながら泣き続ける伴。
3-131 3 飛雄馬を温かく迎える一徹と明子の様子を見て、涙を流す。
3-182 4 父親の伴PTA会長が闇討ちされた事件を飛雄馬のせいと思い込み、飛雄馬に一方的に絶交を告げ 、涙を流す伴。
3-205 4 「伴PTA会長闇討ち事件」で飛雄馬に濡れ衣を着せた自分を恥じると共に、真犯人を案じ、自主退学までしてしまった飛雄馬の心の美しさに思いを馳せ、涙を流し続ける伴。
4-24 2 飛雄馬の巨人入団。感動でただ涙する伴。
4-43 2 飛雄馬と花形、左門、伴、それぞれの根性・意地・友情を想い、空港のロビーで涙する伴。
4-149 1 飛雄馬の姿から巨人軍の練習の厳しさを知った伴。来る荒波の厳しさに涙を流す。
4-304 3 雪山で遭難しかかった伴。それを救いに向かう飛雄馬。彼の火の玉のような友情と氷のような冷静さに感じ入り、涙する伴。
4-320 4 恵まれない体格と球質の軽さに狂い泣きする飛雄馬に、「柔よく剛を制す」の道、「小男がわざをくふうして大男に勝つ」の極意を諭し、泣く。
5-213 3 傷つきながらも友を想う飛雄馬の優しさに触れ、溜まらず泣き出す伴。
5-231 1 行方不明になった飛雄馬が戻ってきた。再起に掛ける飛雄馬を見て、涙を流す。
5-338 2 王に大リーグボール1号で完勝!飛雄馬と抱き合い喜ぶ伴。
5-350 1 左門と共に暮らせることになったかわいそうな弟・妹たちの姿を球場に見て、嬉し涙を流す伴。
5-384 1 飛雄馬と共に、実戦での大リーグボール1号の成功を喜ぶ伴。
6-184 2 死球を受けて退場した王。その後、見事なホームランを打った長嶋に感動し、飛雄馬と共に涙を流す。
6-293 2 飛雄馬の寂しそうな姿を見て、涙する。
6-296 1 大リーグボール1号の改良に燃える飛雄馬を見て、感動の涙を流す伴。
6-324 1 川上監督に「大リーグボール1号改良」は改悪だったと喝破され、悔し泣きする伴。
7-259 1 二軍に落とされた星。
「巨人の星」を目指すため、恋人・美奈とは二度と会えないことを伝えに出かける星を見て、感動の涙を流す伴。
7-338 11 美奈の葬儀。その悲しみ・・・そして、絶望に打ちひしがれ、「たまひろい」からやり直すことを寂しげに語る星の身を案じ・・涙を流し続ける伴。
8-56 10 美奈の死から立ち直った飛雄馬を見て、感動で涙する伴。飛雄馬と抱き合う。
8-156 1 オズマに大リーグボール1号を打たれたくない一心で、花形に大リーグボール1号の穴を探ろうとする伴。それを断る花形・・・
自分の甘さを知った伴、泣きながらきつねうどん(関西風)を頬張る・・・
9-21 1 対中日戦。大リーグボール2号が見事消えて、喜ぶ伴。
9-57 1 巨人入団2年目にして1軍公式戦初出場となった伴、うれし泣き。
9-99 1 (伴の回想)甲子園の熱闘、3-121のシーン。
9-220 8 伴の中日トレードを発表した一徹。飛雄馬にも(わざと)冷たくあしらわれ、怒りと悲しみで涙を流す。
9-229 1 明子が初恋の人であったと飛雄馬に告白。「わがいじらしき恋よ」と泣く。
9-233 2 中日トレードが破談となったことを知り、飛雄馬と泣き、笑いあう伴。
9-339 1 大リーグボール2号の秘密を花形によって完全に暴かれ、涙ながらに飛雄馬に駆け寄る伴。
10-7 5 伴が中日移籍をすることに・・・
球団幹部に猛広義、「つめたい球団ですわいじつに!!」と怒鳴る。そのまま、街へ飛び出す・・・
10-27 2 巨人から中日へ?移動するタクシーの中で、こらえきれぬ涙をそっと流す伴。
10-193 3 一徹の親心を知り、涙する伴。
10-330 3 大リーグボール2号を打ち込まれた飛雄馬の気を案じ、なぐさめをする伴。ストレートに「再起してくれ」と気持ちを言えず、その苦しさに涙する。
11-106 1 (一徹の回想)甲子園の熱闘、3-121のシーン。
●花形満
目の幅涙: 14シーン40コマ
ページ コマ数 詳細
3-114 6 甲子園決勝戦。飛雄馬が怪我を隠して血染めのボールを投げていたことを知り、泣きながら飛雄馬に駆け寄る。
3-120 7 「星くん ぼくはますますきみに勝ちたくなった 宿命のライバルどうしの対決は いま あらためて 火ぶたをきるのだっ」と闘志を燃やす花形。そういいながら、「も もう一度きみをだきしめさせてくれたまえ! なんてすばらしいライバル!」と、星と抱き合い、お互いを感動の渦で包み合う・・・
5-115 6 「球質が軽い」という飛雄馬の運命を見抜き、偉大なライバルを失うことを案じた花形は、テレビの前でただただ涙を流す・・・
5-155 4 オープン戦。飛雄馬の軽い球が余りにも"情けなく"感じられ、そこに運命の残酷さを読み込んだ花形は、打席で止め処なく涙を流す・・・
5-203 3 速球投手としての役目を終えた飛雄馬の再起を願い、報道陣の前で涙の素振りをする花形。
6-55 3 大リーグボール1号で、飛雄馬に破れた花形。「きみをだきしめ祝福してやりたい」「よくぞ完成した こうまですごい魔球を」と、涙でベンチに戻る。
8-42 1 美奈の死から立ち直れぬ飛雄馬を涙ながらに殴りつける。
9-99 1 (伴の回想)甲子園の熱闘、3-121のシーン。
9-307 1 花形の手によって伴が中日へ移籍することを見越し、飛雄馬と伴の美しい友情とその悲しい運命に涙する。
10-239 2 消えた明子の面影を想い、涙する花形。
10-121 3 八百長野球に怒り震える花形。
伴よ、大リーグボール2号を粉砕せよと祈る花形。
10-122 1 (伴の読む新聞で) 10-121のシーン。
10-151 1 (伴の回想) 10-121のシーン。
11-106 1 (一徹の回想)甲子園の熱闘、3-121のシーン。
●左門豊作
目の幅涙: 2シーン2コマ
ページ コマ数 詳細
2-361 1 (牧場春彦の回想シーン)幼くして両親を失い、兄弟と共に涙する左門。
6-272 1 大リーグボール1号打倒を花形に越された悔しさ、弟と妹を守るために花形のように身を滅ぼすこともできない悔しさを噛み締め・・・頬を伝う一筋の涙・・・
●その他 目の幅涙: 31シーン75コマ
ページ コマ数 人物名 詳細
1-39 1 川上哲治 いまだ腕衰えぬ星一徹のモーションを見て、感動して涙する。
1-198 1 青雲高校野球部
6名
飛雄馬が小宮先輩からエースの背番号1を譲られるのを見て、涙する。
2-262 2 青雲高校野球部
延べ9名
双葉商との苦戦の末、甲子園の切符を手に入れた青雲高。涙に咽ぶ。
2-361 1 左門の妹(ちよ?みち?) (回想シーン)幼くして両親を失い、左門と共に涙する。
2-361 1 ちよ・じろう・まさひろ・みち・さぶ (回想シーン)幼くして両親を失い、左門と共に涙する。
3-119 1 青雲高校野球部 小宮 甲子園で破れ、涙する。
3-122 10 青雲高校野球部
延べ10名
甲子園で破れた青雲選手ら、退場時に涙。
3-128 1 長屋の住人 甲子園から帰って来た飛雄馬を歓迎する涙。
3-252 1 牧場春彦 「巨人軍入団テスト」に臨む星を、フェンス裏から涙で見つめる牧場。身代わり退学をしてくれた飛雄馬に無心の感謝を込めて・・
4-18 3 川上哲治 一徹に飛雄馬の巨人軍入団テスト合格を告げた川上監督。飛雄馬の美しい友情、そして一徹と飛雄馬の巨人軍に掛ける思いを知り、涙する。
4-24 1 長屋の住人 飛雄馬の巨人入団を喜び、涙する住人。
4-24 5 長屋のおかみさん 飛雄馬と一徹を支えた明子を褒め称え、感激に咽ぶ。
5-213 3 牧場春彦 飛雄馬から思いやりに溢れた手紙を受け取り、その気高い心に感動して涙する。
5-383 1 ちよ または みち・じろう・まさひろ・さぶ 大リーグボール1号に破れた左門、それを見て涙する弟・妹たち・・・
6-123 1 花形モーターズの下請工場の工場長 大リーグボール1号打倒のため「巨大な鉄球を鉄バットで打ち返す」特訓をし、衝撃でぶっ倒れた花形。その激しさに感動し、涙を流す。
6-241 2 青田昇 大リーグボール1号を打ち破りながらも自ら倒れた花形の雄姿、互いに星と花形の男と男の勝負に感じ入り、涙を流す。
6-245 3 速水譲次 飛雄馬と花形の死闘を目の当たりにし、売名でない、真の野球の素晴らしさを学び取り、反省と感動で泣くじゃくる速水。その後、二度と出番はこない。
6-263 11 ちよ・じろう・まさひろ・みち・さぶ 「大リーグボール1号打倒」で、花形に先を越された左門。兄の心中を思いやり、泣き続ける妹、弟たち・・・
6-273 1 ちよ・じろう・まさひろ・みち・さぶ うち2名 2-263の写真が新聞に載る。
7-233 2 日高美奈 無医村で沖先生と共に健気に働く美奈。
救えない子ども?絶望よりも酷い残酷を思う美奈は、ただ涙する。
7-268 1 日高美奈 飛雄馬に「二死満塁・ツースリー」の迫力、といわれた美奈。自分の命がまさにその状態にあることを涙に訴える・・・
7-285 1 日高美奈 (飛雄馬→一徹の手紙の中で)飛雄馬に死期のおとずれを告白する美奈・・
7-315 2 沖先生 美奈の死が近いことを飛雄馬に伝えにきた沖。
「会いたい つれてきてほしいが ただひとつ・・・・ もし星さんがマウンドに立っていたらけっして声をかけないでほしい そこは星さんにとって美奈より大事な場所・・・・」という気高い伝言を伝えながら、涙を溢れさせる。
7-322 1 患者 美奈の死に直面して。
7-322 1 沖先生 美奈の死に直面して。
7-332 2 参列者 美奈の葬儀にて。
8-321 5 ちよ・じろう・まさひろ・みち・さぶ 飛雄馬の練習風景をスパイした左門の弟・妹。
左門に「スパイは盗み」と一喝され、兄の偉大さに涙する。
9-149 3 金田正一 引退記者会見にて。
9-201 1 オズマ アメリカへ帰国するオズマ、飛行機のタラップで、1人静かに涙を流す・・・
9-342 2 牧場春彦 飛雄馬とライバル花形と左門・・・彼らの死闘の中、伴の厚い友情を知り、涙する牧場。
10-270 4 ちよ・じろう・まさひろ・みち・さぶ 大リーグボール2号打倒を花形に越された左門。荒れて帰宅。
  泣きながら感動したり、怒ったり、悲しくて泣いたり、嬉し泣きしたり、悔しくて泣いたり・・・
「泣き」の表現で、登場人物の感情が表現されている漫画であることを改めて感じました。 巨人の星を語る上で、やはり「目の幅涙」は欠かせないもののようです。
もっとも、「泣きすぎ」な気もしますが・・・

参考文献:梶原一騎(原作)/川崎のぼる(作画) 『巨人の星』(講談社漫画文庫) 1-11巻、講談社

注;
○表中の「ページ」は、文庫版の「巻-ページ」を示しています。
○『巨人の星』本編のみを集計しました。『新・巨人の星』ならびに番外編についてはカウントしておりません。
○カウントしたのは、「目の幅涙」を流した回数です。メインキャラ以外は極稀に「普通の涙」を流すことがありますがカウント対象外です。
  例えば3-116では抱き合う花形と飛雄馬を見て、アナウンサーが左目から涙を流しますが、これは「目の幅涙」ではありません。
  ただし左門の場合は、眼鏡を掛けており判断がつかないので、眼鏡から涙がこぼれるようであれば「目の幅涙」と解釈してカウントしております(例えば5-264)。


公開開始:2006年9月19日
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