大人版「こんなこいるかな」の巻

昔、NHKで「こんなこいるかな」というのがあった。なんでも嫌がるいやだいやだの「やだもん」、怖がり屋の「ぶるる」、いたずらっ子の「たずら」、忘れん坊の「ぽっけ」、食いしん坊の「もぐもぐ」など、様々なキャラクターが登場した。

その大人版を考えてみた。

なんでも背負っちゃう、似非リーダーの「ニセボス」。自分は何者でもないのに、「自分がいないと組織が回らない」と本気で思っていて、人を常に見下している。気に入らない人については「あの人使えないから変えて」と架空の人事権も発動。頼んでもいないのにサービス残業を率先して行い、自分より多く休みを取る同僚を勝手に敵視。周りからはいつも白い目で見られています。

うーん・・のっけから話が重たくなってきたぞ・・・

ビジョンを語って中身が空っぽ、いつも笑顔の「ウサンクサ」。古今東西、理念だけに囚われると碌なことにならないものです。「金を儲けたい」でもいいから、「自分のために」という動機がはっきりしていたほうが、よほど信用できるというもの。理想だけを追求していくと、その理想を実現する理由が「その理想を実現するため」というトートロジーに陥って、「平和のために暴力を厭わない」類の、地獄のような「正しい社会」になってしまう。でもそういうタイプの人って、いますよね。

だめだ・・どうしてもブラックな方向になってしまう・・

  • 自分の地位さえ安泰ならばあとは野となれ山となれ、権力に阿る「ソンタック
  • 上だけ見ます、下のことなど知らん! 権力大好きな「ヒラーメ

あれ・・だんだんオブラートが取れてきた・・・

  • 自分を守る「嘘つき
  • 大切なのは自分の金「守銭奴
  • 見かけは善人「詐欺師
  • 都合よく七変化「裏切者
  • 白といえば黒も白なり「腰巾着
  • IT後進国の真骨頂、教えてもらうのはタダだと思い込む「時間泥棒

うーん・・・

きっとね
きっとね
きっと変わらない
悪い子 たくさん いやがるぜ

ずっとね
ずっとね
ずっと変わらない
人の性

ではまた。

PCはそれなりのものを買うべき、の巻

この「Nicky」は、スマホからもタブレットからもPCからも編集・投稿できるように設定している。

本当はスマホで移動のときに手軽に更新しようと思ってはじめたのだが、結局、一番多用しているのはPCである。座って、落ち着いて文書作成ができるツールはやはりPCなのだと改めて気づかされた。

何度か書いているが、仕事などで「PCが必要」となったとき、PCに詳しくない人ほど安いからとあまりにも低スペックなPCを買ってしまいがちだ。結果、手元にあるスマホやタブレットよりも動作がもたつくものだから、「動かすのが面倒」になって、日々非効率な仕事に甘んじている・・というケースを実際に何度も何度も見聞きしてきた。

もったいない。起動を待つ時間。Chromeの読み込み時間。ただの無駄である。低スペックのPCというのは、実はPCに詳しい御仁が、サブPCとして遊んだり、ちょっとお試しで触るみたいな用途に適しているのだ(私見)。

本来は、PCに詳しくない人ほど、それなりのスペックのPCを選ぶべきなのである。今日日、それなりのスペックのPCであれば、フリーズすることもないし、起動もタブレット並みに速いし、何より文書作成はタッチ入力よりもスムーズである。イライラすることもない。

「それなりのスペック」というのは、CPUであれば「Intel Core i5」ないし「i7」であり(i7のほうが高性能)、メモリは8GB、ストレージは128GBくらいのSSDを搭載したノートPC、ということになる。USB端子が複数、DVDドライブでもあればなおラクチンだ。できればMicrosoft Officeもつけておきたい。こうすると、概ね新品のメーカー品(国産でなくてもあまり変わらないのでこだわる必要はあまりない)で10万円から13万円くらいが相場だろうか。スマホでこれくらいの値段の機種を平気で買う人が、なぜかPCではケチって信じられないくらい低スペックのPCを買ってしまうというケースはきわめて多い。本当にもったいない。

繰り返しになるが、「PCに詳しくない人ほど、それなりのスペックのPCを選ぶべき」だ。SSDならば起動はタブレットに近い(さすがにタブレットほどではないが)レベルで速いものもあるし、何よりも、とにかく「画面入力」では得られないキーボードの入力感が違う。

・・といってもほとんどは、安いPCを買ってしまうだろうね。スマホに慣れた現代人にとって、「低スペック」がどれだけイライラするものかわからずに・・・。「作業のための道具だからそれなりの投資はしておくべきだ」という考えは、現実のお金の前には霞んでしまう。それだけ日本の可処分所得は落ち込んでいるということだ。

ではまた。

スマホ考現学構想の巻

ふと思い立って、フードコートでスマホをいじっている人を数えてみた。

おひとり様だろうが家族連れだろうがカップル、友達どうし、子連れ、その他属性関係なしにおそらく7割くらいがスマホに目を奪われていた。観察しているとすごく面白い。幼子が靴で椅子に上っても気にせずずっとネットサーフィンに興じる親とか、カップルで来てるのに会話もせずお互いにスマホに熱中している風景とか。私は何もそれを批判しているのではない。あくまで「人間観察」の対象として楽しんでいたのだ。

続いて電車。昼下がりのロングシートを観察して、どれだけスマホをいじっているかを数えてみた。

これまた、老若男女問わず、10人中9人がスマホをいじっていた。すごいね。1人だけ読書をしている男性がいたが、それがむしろ目立つという状況。指を素早く動かしていれば大体ラインだろうし、イヤホンをつけて横向きで凝視していればYouTubeか何かのドラマ、定期的に横向きにフリックをしていればkindleで読書、タップを繰り返していればゲーム、下にスクロールしていればインスタかニュースサイトのチェックか何かだろう。指の動きで相手が何に興じているのか分かるのも、実に面白い。

しかし・・もう、笑ってしまうくらいほとんどの人がスマホをいじっている。ぜひ皆さんも人流ウォッチングをしてみていただきたい。日常におけるスマホ依存度が全年齢層で高くなっていることに気づくはずだ。ちょっとひくくらい。

『スマホ脳』とか『読書をする子は○○がすごい』など、その状況を嘆いて批判する書物は世に多けれど、ここまで浸食してしまったらもはや「昔のように」戻るのは不可能である。「昔に戻れ」と専門家がいくら警鐘を鳴らしても、それを元に戻すのはかなり難しいと思う。

2020年代。「目の前の現実よりも画面の中に<今>がある」という仮想現実社会が到来したのである。しかもみんなマスクをしているので表情が分からないときた。昔から「目は口程に物を言う」とは言うので、顔の中で唯一露出している目で意図を探るしかないのだが(耳はワイヤレスイヤホンでふさがっている)、その目が画面を向いてしまっているというのが今の状況である。つまり、目の前の人の考えがよくわからないというのが現実社会だ。むしろ画面越しのほうがダイレクトにコミュニケーションができる、という倒錯した状況にすらなっているのだ。

大切なのはこうした現状の肯定でも否定でもなくまずは「認識」であり、その現状認識においてはじめて、そこにおいてどう生きるか、という問いが立つのだ。とにかくここからでしょう。

しかしスマホウォッチングは面白い。これはいろいろな場所で試せそうだ。「予防接種の待合会場」「ラーメンの行列の待合列」「アトラクションの待ち列」その他、いろいろなパターンがありそうだ。スマホ版考現学といったところか。場所別で「最初の100人行動調査」みたいなのやってみようかしら?スマホ考現学構想である。

ではまた。

ツクール系の話、の巻

Nintendo Switchの最新ソフト『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』を購入。

「RPGツクール」「マリオメーカー」はじめ(広義では「シムシティ」も入るか)作る系は大好きなので早速プレイしてみたのだが、さすが任天堂の丁寧さと奥深さ。時間があればオリジナルのゲームをどんどん作りこんでいきたいと思わせる魅力は十分だ。私にはその「作りこむ時間」がない・・・

これはちょっとでもセンスのある子どもだったらハマりまくってすごい作品を作ってしまえるのではないかと思った。下手に「教える」より、こうやってゲーム化してしまって実際にやらせるほうがよほど「プログラミング的思考」とやらが身につくのではないかと思った(プログラミング的思考=プログラミングそのものではないことはわかって書いています)。低スペックの国策忖度タブレットで「つながる、つながらない」と現場でひーひーやるくらいなら、Switch Liteを持ち込ませてこのゲームを毎日1時間でもやらせたほうが、よほど国力の担保になるとすら思った。

ツクール系の嚆矢ともいえる『RPGツクール』は、ゲーム・・というよりコンピュータプログラムが「イベント」すなわち「実行指示」および「各種パラメーター」の組み合わせで成り立っていることをユーザーに広く知らしめたという大きな功績がある。

『マリオメーカー』は、あの「マリオ」の「アクション」で、その実行指示やパラメーターを完全ビジュアライズして誰でも直感的にオリジナルの「マリオ」を作れるようにしたところに大きな意義がある。本質的には「実行指示の組み合わせゲーム」なのだが、その「堅苦しさ」を一切取り払って「ゲーム」にしてしまう力量が任天堂の本領発揮といったところだろう。

今回の『はじめて・・』は、敢えて「実行指示の組み合わせ」を前面に押し出してプログラムの組み方を直感的に学ばせるという、異色なほど教育要素の強いソフトだが、「ナビつき!」のタイトル通り、7種類の面白いゲームを自分で組み立てられる快感を誰でも(ある程度の年齢なら)味わうことができるようになっている。タスクを細分化してスモールステップで小さな達成感を味合わせ、ゲームが完成した暁には「即時にほめる」という報酬も用意している。「脳トレ」系のゲームにも強みのあるのがさすが任天堂。フィードフォワード→実際につくる→即時の確認(フィードバック)が完璧なのだ。この「ユーザーを自習に導いていくノウハウ」はプレイしていてすごいと思った。

繰り返しになるが、下手に低スペックで無理やり導入したタブレットで、おざなりに適当にプログラミングをやりました風の教育をして子どもたちを「なんか微妙・・」と思わせるくらいだったら、このソフトを毎日1時間やらせるほうが、間違いなく子どもたちのプログラミング的思考は鍛えられる。もう、このソフトを必修化すべきではないか。

ではまた。

おすすめガジェット大会 2021 Summer の巻

色々なガジェットをいじってみて、あくまでも「普通の人が普通に使う」ときにどの機種を買うのがコストパフォーマンスにおいて最適かをまとめてみた。思い切り私見の2021年夏版「おすすめガジェット大会」である。

■スマホ部門
iPhone SE 2 (2020)
(理由)
・このマスク社会において、「指紋認証」が使えるiPhoneであること
・ホームボタンがあるので、操作がしやすいこと
・iPhone8とサイズが同じなので、アクセサリが豊富なこと
・iPhone11と同じA13チップ搭載で高性能なのに安価であること
・動作が安定していること
・防水、FeliCa機能もある

(ここが気になる場合は他も検討)
・そもそもLightning端子である
・イヤホンジャックがないので、イヤホンはワイヤレスか変換アダプタが必要
・顔認証機能はなし
・デザインは1世代前でやや古い
・画面も小さめ

■タブレット部門
iPad(第8世代)
(理由)
・iPhone X系統と同じA12チップ搭載で高性能なのに安価であること
・ホームボタンがあるので、操作がしやすいこと
・価格比で安価。動作も安定しており入門用にも最適であること

(ここが気になる場合は他も検討)
・Lightning端子である
・デザインは1世代前で古く感じる
・画面も小さめ

■ノートPC部門
※メーカーというより、以下のスペックのものとする
・OS:Windows10 Home
(理由:圧倒的シェア。いい意味でも悪い意味でも標準化が進んでいるので、ホームユースであれば無難な選択)
・メモリ:8GB
(理由:安いノートPCを買って一番キツいのが「遅いこと」。スマホやタブレットに慣れてしまうと、デスクトップが表示されてPCが表示されるまでの数十秒がとんでもなく長く感じてしまう。Windowsアップデートの時などは特に「速いパソコン」の重要性を感じることになる。「安物買いの銭失い」にならないよう、最低でも8GBのメモリ搭載モデルを選んでおきたい)
・ストレージ:SSD
(理由:容量は外付けでどうとでもなるので256GBもあればホームユースには十分だが、安いモデルはHDDだったりする。起動は圧倒的にSSDが速く、一度でもその速さを知ってしまうと、とてもHDDには戻れない。ここもケチらず1、2万円程度の値段差ならば躊躇なくSSD搭載モデルを購入すべきだろう)
・CPU:Intel Core i7搭載モデル
(理由:Core i7搭載モデルであれば、体感速度において基本的に失敗はない。ホームユースでもたつきを感じるような廉価なPCはごろごろしているが、処理待ちに時間をかけるほど無駄なことはない。ここもケチらずに数万円程度の値段差ならばCore i7(相当以上)のCPU搭載モデルを購入すべきである)
・ドライブ:DVDドライブ搭載モデル
(理由:これは好みが分かれるところだろう。外付けDVDドライブでも十分なのだが、実際に使う時に抜き差しするのは結構面倒である。今やほとんどのソフトはDL形式なので、使うこともほとんどないが、それでもちょっとしたときにCDを取り込んだり、ちょっとDVDを確認したり・・ということはある。この「ちょっとしたとき」にDVDドライブ搭載モデルだと面倒が少ないのだ。ただし、ストリーミング再生全盛のこの時代に、BDまでは求めなくてよいとも思う。これは完全に「趣味」の領域になってしまう)
・付属ソフト:Microsoft Officeライセンスモデル
(理由:多くの会社は文書作成にWord、表計算にExcel、プレゼンにPowerPointを使っている。書類作成は明らかに Officeシリーズに一日の長があり、いくら互換性のあるソフトウェアを使ったところで、「Wordの文書そのもの」にはならないのだ。これも変にケチるよりは、しっかり投資した方が後で楽になる)

上記のスペックで、おおよそ10万円から13万円台までであれば「買い」だろう。ポイントは「変にケチらないこと」・・これに尽きる。

別にメモリ16GBのハイスペックゲーミングノートPCを買いましょう、などと言っているわけではない。「ある程度上位の機種を買っておいた方が、結局はラクになる」と言っている。

私の知るある人は、初期投資をケチってメモリ4GB、CPUも低スペックな激安ノートPCを買って(当然 Officeもついていない)新しく仕事をはじめたものの、とにかく文書作成ソフトを立ち上げるだけで時間がかかってしまうことが日常化していて、かなり難儀していた(確かそのあと新しいPCを買ったんじゃなかったかな)。結局高くついたのである。

繰り返すが、「最上位機種」を買う必要もないが、かといってわざわざ「廉価版」を買って生産性を落とすこともないのである。

ではまた。